ダウジョーンズの報道によれば、2019年の年間特許取得件数でIBMが27年連続で首位になったとのこと。
IBMは1800件を超える人工知能(AI)やブロックチェーン技術に関する特許でリード、またクラウド関連では2500件を超える特許を取得する等、過去最高の9,262件を取得。
ちなみ上位10社の状況は以下のとおりとなっています。
当方が若い頃はITと言えばIBM、IBMと言えばIT(そのもの)だったわけですが、それも遠い昔の話。
特にクラウトの分野では今やマイクロソフト(表中4位)やアマゾン(同9位)、さらにはグーグルの後塵を拝しその姿がどんどん遠ざかっている状況。
もちろんその原因は以下のとおり完全に成長を忘れてしまった業績にあることは言うまでもありません。
しかし、先端技術という面では1920年以降アメリカで14万件以上の特許を取得、さらに上記のとおりその力は決して衰えていないのです。
「いやいや、いくら特許数が多くてもその内容にもよるし、それを実用化してさらにそこから利益を生み出してこそなんぼ、それがビジネスというものなんじゃないの?」
って誠にごもっとも。
それは上記トップ10の面々を見ても、IBMを筆頭にこれらすべての銘柄が投資に対するリターンという意味で必ずしも成功しているわけではないことからも明らか。
「ただやはり世界ナンバーワン、それも27年連続でトップの座を守り続けていることは評価できるのでは?」
と思ってしまう。
さらにIBMの場合、その稼ぐ力が衰えているわけではない。
売上こそ低迷が続いているがやはりこの銘柄は見限れない。
ということで、(やけどをしない範囲で)今後さらに買い増しを検討している中年投資家なのでした。
(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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