少々前のリリース情報となりますが、10月13日にジョンソン エンド ジョンソンがオピオイド訴訟に関し、10億ドルの追加支払いをすることを明らかにしました。
リリース文章はこちら。(※管理人勝手訳)
オピオイド訴訟解決に関する声明
Johnson&Johnsonとその米国に本拠を置くJanssen Pharmaceutical Companiesは、州、市、郡、政府によるオピオイド訴訟と将来の請求を解決するために、同社が和解金額に最大10億ドルを追加で拠出することを明らかにしました。
この金額は、2019年10月21日に州司法長官の委員会によって原則として発表された40億ドルの合意に対する増加を表しています。(合計50億ドル)
この追加金額は継続的な交渉の結果であり、和解への参加者を最大化することを目的としています。
和解は責任または不正行為を認めるものではなく、当社は最終合意が解決しない訴訟に対しては引き続き防御します。
和解は、関係者に確実性を提供し、必要に迫られている家族やコミュニティに重要な支援を提供します。
要はオピオイド訴訟に関し総額50億ドルの支払いをすることになった、という内容。
この報道に当方”ニンマリ”。
その理由は予定どおりだったから。
このオピオイド訴訟に関しては今年の8月に、ウォールストリート・ジャーナルが州司法長官のグループがジョンソン エンド ジョンソンに対して52億ドルを要求した、と報じたことを以下記事で書きました。
そしてその際、「あくまで想像ですが、52億ドルなら(JNJは)十分許容範囲と考えているのでは?」と書いたわけですが、今回のリリース内容はまさにこの時の金額にほぼ沿ったものとなっていた。
つまり想定内だったわけです。
「いやいや、想定内はわかったけど、それにしても日本円換算で5000億円を超える額って言ったら莫大な金額じゃないの。」
って確かにそのとおり。
ただ毎度毎度で恐縮ですが、(並みの銘柄ならいざ知らず)この銘柄にとってその額は決して大打撃とはならない。
と考えています。
以上ご参考まで。
(多くの訴訟を抱える銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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