米国株メインの配当投資を長く続けて来た当方ですが、2022年から日本株への優待投資を開始。
現在保有銘柄数は12となっています。
その優待投資ですが、あらためてその魅力、いや魔力にかかり始めています。
株式投資の本来の目的は資産を増やすこと。
要は優待投資であっても資産が増えれば良いわけで、優待投資自体は決して悪いことではない。
ただこの投資の怖いところはいつの間にかその目的がすり替わってしまうこと。
カタログギフトしかり、クオカードしかり、自社製品しかり、人間、商品や金券をもらうとなぜかおトク感を感じてしまう。
そう、人間モノをもらうことに弱いのです。
優待投資が利益還元の一種であると考えれば、優待ではなく配当で還元しても同じはず。
仮に1,000円の商品を優待として提供している会社の場合、優待ではなく1000円(税後)配当すれば利回りとしては同じ。
ただ優待投資家にとってはこれが同じではない。
優待の方により魅力を感じてしまう。
するといつも間にか企業価値はおざなり、”まずは優待ありき”、優待メインの投資に変わってしまっている。
株価は上がるかどうかはわからない、配当ももらえるかどうかわからない、
が、優待は確実にもらえる。(と考えてしまう。)
これが非常に大きい。
そう、これぞ優待投資の魔力。
とここであらためて保有銘柄を見てみると、優待ありき投資となってしまっているのがステーキ宮でお馴染みのアトム(7412)。
その業績は以下のとおり絶賛低迷中。
赤字幅は縮小したとは言え2期連続の赤字。
もちろん無配。
今期2025年3月期は黒字転換を見込むものの過去の実績からその信頼度は低い。
そんな銘柄をなぜ売らないのか?
それが優待の存在。
この銘柄の優待は100株で1,000ポイント(円)の優待が年2回の2,000円。
その優待利回りは3%近い。
そう、これぞ魔力にかかった証拠。
しかも肉好きの当方には極めて魅力的。
経済的合理性はないが人間の心理に強く訴えかけて来る優待投資。
お互い適度な距離を取ってつき合いたいものです。(決して簡単ではないですが、、(汗))
(赤字決算を続けながら優待を止めない銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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こんばんわ。
いいんです(笑)
幸せかどうか、満足感を覚えるかどうかかと。
優待株を保有する事で得られる満足感が
正直者さんにとって幸せなら
もうそれだけで十二分に投資する価値はあるかと。
ようこそ優待投資のめくるめく世界へ(笑)
ウィニングチケットさん
こんばんは。
そうですよね、優待投資に求めるもの、それは合理性ではなく満足感、幸せ、これが一番。
お仲間に入れてうれしい限りです。(笑)
優待銘柄への投資は奥が深い迷いの森のような気がします。私も昔、はまりました。ひょんなことから両学長の「最高の優待は日本銀行券である」とのセリフにノックアウトされて優待投資はやめたのですが、また少しずつ始めてしまいました。やはり楽しいです。
たくしんじさん
こんにちは。
優待って節度を持って取引している限りはとても良い商品ですよね。