コラム

会社の退職セミナーに参加して来ました 皆さんの参考になれば幸いです(その2)

会社主催の退職セミナーに出席したことは先般書かせていただきました。

そして充実したリタイア生活を送るために重要なのは「2つの寿命をいかに伸ばすか。」ということだったわけですが、この内容は当方にとってはある意味想定内。

会社の退職セミナーに参加して来ました 皆さんの参考になれば幸いです当方が勤務する会社では有難いことに定年退職(60歳)までの残り年数が一定の年数となった従業員に対して「退職セミナー」を開催してくれます。...

もちろん自分が準備して来たことが間違っていなかったことを再確認できたことは非常に大きい。

ただ実はそれ以上に今回のセミナーに参加して本当に良かった、と思ったことがありまして。

それが「定年後の家計ブラン」というテーマで説明された内容。

というか、厳密に言えば特に説明はされなかった。

ある意味当たり前のこととして、いわば前提事項とされていた。

と前置きが長くなりましたが、定年後の収入の柱になるもの、と言えばもちろん公的年金であることは今さら説明の必要はないでしょう。

以前ねんきん定期便の記事で50歳を過ぎた人は将来貰えるであろう年金額の数字が送付されることは書きましたが、今回のセミナーでもその数字を使用して定年後の収入、さらには支出のシミュレーションをすることの重要性が説明され、実際に計算表のエクセルシートが送付されました。

2020年のねんきん定期便到着 であらためて株式投資に感謝した理由先日ねんきん定期便が届きました。 ご存知かと思いますが定期便は年に1回誕生月に送付されて来るわけですが、 「あーー、もうすぐ...

そしてそのシートの欄には、夫婦二人の年金額をそれぞれ入力する欄が設けられており、収入の合計額は二人の年金を合計したものとなっていた。

これを見て当方大喜びした。

というわけです。

「はっ?家計プランなんだからそんなの当たり前では?結婚している人は当然二人分でしょ。」

って思われるかもしれません。

ただ当方この件については一抹の不安があった。

なぜならこれまで生活費はすべて当方の給料から捻出して来たから。

長い間それが当たり前で来ていた。

だから「もしかしたら妻は俺が退職してからもこれまでどおり生活費はすべて俺が出すのが当たり前、だと思っているのではないだろうか?」という不安が絶えず頭の中にあった。

そんなわけで退職後のシミュレーションをする場合でも念のため自分一人の年金額を前提として試算していた。

となれば当然試算結果は非常に厳しいものとなる。

「こりゃー配当収入のかなりの部分を生活費に回さなければならなくなりそう、、、」と思っていた。

そして、この悲しい試算結果は今や株式投資が生活の一部であり何よりの趣味である自分にとっては耐えがたい事だった。

それが今回のセミナーで「老後の生活費は夫婦それぞれの年金から出すのが当たり前。」というお墨付きをもらえることになった。

ということで、

「この資料を見せながら説明すれば妻だって自分の年金も全額出すのが当たり前、と納得するはず。となれば65歳以降も追加投資ができそう♪」

と大喜び、配布された計算表に数字を入力しながら半ばお祭り状態の中年投資家なのでした。

(定年後の家計シミュレーションの実施にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ひろー より:

    こんばんは。

    > それが今回のセミナーで「老後の生活費は夫婦それぞれの年金から出すのが当たり前。」というお墨付きをもらえることになった。

    でも結局は奥さんと支給される年金の使い道や配分を話し合わないとどの道定年退職後のお金の運用方法は決まらないのでは?と思ってしまうのでした。

    うちのカミさんを見ていると、納得しないことにはぜっっっっったいに動かないので、あの人が〜とかこの資料が〜とかは通用せず、自分の言葉にして議論しないと譲歩も結論も何もないです。
    とにかく強いです、強いです。(大事なので繰り返しました。)

    なおびとさんが奥さんから何か言われても生返事で済ませていないか危惧する書き方になっていてとても不安を感じますね。。

    • naobito より:

      ひろーさん
      おはようございます。
      奥さん、お強いんですね~。
      もう長い間しっかりと家計簿をつけ続けているうちの奥さんの場合年間生活費で300万円が必要、というのが頭にあることは彼女の発言からほぼ間違いありません。
      となれば当方の年金額をねんきん定期便を見せながら説明すれば納得していただけると考えております。
      「俺のだけじゃ全然足りない。」と。

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