昨年の11月5日(日)、6日(月)に続き、3月26日、27日と新潟県村上市にある瀬波温泉に行ってきました。
それもまったく同じ宿。
なんとこの宿に泊まるのは今回で3回目となります。
なぜ毎回わざわざ同じ宿に?
それほど施設とサービスが素晴らしいの?
と思われるかもしれませんが、部屋を含め施設は結構古くアメニティーがそれほど充実しているわけでも、従業員サービスがとりわけ良いわけでもない。
最大の理由は割引。
実はそのホテルは妻の勤務先が福利厚生の一環として提携しているホテルということで、社員割引が適用されるホテルとなっていまして具体的には正規料金の約3割引きで宿泊が可能。
さらにウエルカムドリンクもサービスされる。
つまり一種の、というかりっぱな優待旅行。
そして前2回と違うのは今回はたまたま帰省中の子供と一緒の旅行、ということで気分もUP↑。
実は今回の旅行の目的はもう一つありまして。
それが町屋の人形さま巡り。
3月1日~4月3日までの期間中村上市の旧町人町[きゅう-ちょうにんまち]一帯の町屋・商店では、各家が代々大切にしてきた「お人形さま」を無料公開しており、今回は、江戸から平成までのひな人形をはじめ、武者人形や土人形など人形4,000体を68軒の参加店で展示。
これを見に行ってきました。
各家が代々受け継いできた人形をこうやって大切に保管して来たわけですが、少子高齢化の折これらの貴重な資産が失われることがないよう祈らずにはいられませんでした。
ちなみに夕食は前回同様地元村上牛御膳コース。
もちろん村上牛ステーキがメインではありますが、日本海沿いのホテルということで海の幸もしっかり提供されている。
尚、生モノが苦手の当方は事前にその旨をお願いしていたところ、カルパッチョには生ではなくゆでたタコが使用されており、これもうれしい限り。
美味しく頂きました。(ただ今回肝心の村上牛の方がちょっとスジが多くこちらはとても残念でしたが、、、)
また朝食も前回同様残念ながらドリンク等一部のみがバイキングだったのですが、御覧のとおりの品数で60歳を超えた人間には十分満足できるものでした。
ちなみに今回の料金ですが、なんと一泊一人10,000円ちょっと。(この値段だったら牛肉にスジがあっても文句言えないかも。)
旅行時妻の機嫌が良くなるのはいつもどおりですが、今回は子供も一緒ということでさらにご機嫌アップ✕アップでありがたい限りです。
ただこれに味を占めて今後二人だけでの旅行を渋ったりしないだろうか?、とふと心配になったシニア投資家なのでした。(汗)
(妻との泊りがけ旅行の誘い方にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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家族円満で何よりです!
地方には雛人形を展示して見学できる所がありますね。岡山県でやはり各家を解放している町がありました。代々醤油作りをしていた家の雛壇飾りはそれは立派でした。
パッとしない地方の見事な雛人形の数々、少し意外でした。
庶民は庶民で、土雛や吊るし雛(布で包んだお手玉のような物を幾つも糸で繋げて吊るす)を作り、子どもの健やかな成長を祈りました。それらも綺麗で、お金じゃない豊かさと日本人の優しさを感じました。
金沢では前田家伝来のお雛様や雛道具、市民が寄付?した雛人形を毎年公開しています。博物館で保存しているので、傷みも少ないでしょうかね。
みずほさん
ありがとうございます。
全国各所にあるようですが、岡山にもあるんですね。
金沢のそれはさぞ豪華なのでしょうね。
一度行ってみたいものです。
お金じゃない豊かさと日本人の優しさ、年を取ったせいかこういうところに強く惹かれます。
あらま、可愛らしい雛人形!
ちなみに当方の実家周辺では商家も少なく、めぼしい産業もない地区も多かったので、雛人形を買わず(買えず)、代わりに吊るし雛を作る風習があります。
伊豆稲取の吊るし雛って聞いたことあります?
一応東京からは特急踊り子が出ていて、特急の停車駅ではあるので、遠方からは訪れやすいです。
伊豆は何もかもが質素ですが、逆に奥さんの実家の茨城だと雛人形は4段からとかしかないようで、何もかも豪華絢爛に見えます。
茨城は良質な石材も産出するので昔から豊かだったんでしょうね。
ひろーさん
こんにちは。
伊豆では吊るし雛なんですね。
雛人形は武家や豪商でないと飾るのは難しかったようですね。
さすがは徳川御三家の水戸がある茨城。
4段からしかないとは、、、