今回の新型肺炎による株価大暴落を受け、3月16日に銘柄選定のために通常月1回作成している「次は何を買おうかリスト」を緊急版として作成、開示したわけですがその後もコロナウィルスの勢いは弱まるどころか特にイタリアで死亡者数が中国を超えるなどヨーロッパ全土で猛威を振るっています。
さらにアメリカでも患者数は1万人を突破、カナダ、メキシコの国境封鎖や全国民の渡航を中止するよう勧告するなどまさにまさにある意味戦時の様相を呈し始めています。
もちろん被害拡大とともに株価も暴落、現地時間3月20日1000ドル近い暴落となり、1万9173ドルと2万ドル割れで終えています。
これだけ値動きが大きくなると、月1回などという頻度ではとても役に立たない。
ということでその頻度を上げることにしました。
現地時間3月20日時点のデータが以下となります。
こちらは暴落前の1月末時点との比較となります。
素晴らしい。
何が素晴らしいかって?
平均配当利回りは1月末の3.1%から4.3%へと急上昇。
そして個々に見てもどれもこれもが魅力的。
特に原油価格のまさに底なしの暴落で、ロイヤル・ダッチシェル(16.7%)しかり、エクソン・モービル(10.1%)しかり、そしてシェブロン(9.0%)しかり、エネルギー銘柄の利回りはある意味歴史的異常値となっているのが見て取れます。
つまり市場はこれら銘柄の業績の大幅な悪化、そしてすでに減配を織り込んでいる。
と言っていいでしょう。
さらにこのリストの中から4%以上の銘柄を抜き出したものがこちらとなります。
もうどれにしようか目移りしてしまいますよね♪
但し、すでに政府による救済が発表されたボーイングや、景気敏感株のダウ、さらには有利子負債の多いクラフト・ハインツ等には投資にあたって十分な注意が必要であることは言うまでもないでしょう。
「そんなこと言ってるけど、持株の悲惨な状況を考えたらそれどころじゃないでしょっ!」
って突っ込まれそう。
それは当方とて同様。
持株は悲惨な状況です。
しかしそれはあくまで現時点での話。
もちろん今回の暴落がこの先いつまで続くのかわかりません。
もしかしたらリーマンショック時のように最高値に戻るまで5年以上の歳月がかかるかもしれません。
しかし、
「優良銘柄を購入している限り、いつか必ず元に戻るはず。」
そんな風に楽観的に考えている自分がいます。
そしてこれまでどおり余剰資金を愚直に投資していく。
これが遠回りしているようで実は投資成功への一番の近道。
そんな風に思っています。
(上記データに基づく暴落時の投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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おはようございます。
慎重にお小遣い計算しまして、
買い増しを週末に実行しました。
減配リスクが高い超高配当組(石油組や破綻して政府救済SOS組)は今回はパスしまして
AT&TやETFのSPYDを激安バーゲン価格で
買い増しさせて頂きました。
また、来月もお小遣いで買い増しします(⌒‐⌒)
ウィニングチケットさん
暴落時にあっても冷静に銘柄選定をして投資する。
素晴らしい!長期投資家の鏡。
こんにちは。
僕は基本インデックス投資なのですが、石油セクターの利回りの高さは無視出来ないですね。
リスクもありますが、指をくわえて投資しないのもリスク。
僕はなおびとさんと道連れを楽しみたいと思います。
あおばさん
”道連れ”と言えば、「旅は道連れ世は情け、渡る世間に鬼はなし」
今回この言葉どおり鬼がいないといいですね~。
ありがとうございます。
いい師匠が新潟にいらっしゃるので、、、
リタイア後の金の成る木を
ちょっとずつ育ててます(⌒‐⌒)
ウィニングチケットさん
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