早速ですが、日本株購入検討のために1月から作成を開始した「次は何を買おうかリスト(連続増配20年以上-日本銘柄編)」のアップデートを行いました。
取り上げた銘柄は、連続増配年数が20年以上の銘柄。
2024年6月末時点の配当利回り順のリストが以下となります。
左から、銘柄名(コード)、連続増配年数、配当利回り、予想PER、PBR、株価となっており、連続増配年数が20年以上の銘柄の出典元は「ザイ・オンライン編集部 (2023年12月2日公開)」。
尚、例えば3月決算会社の場合は2024年3月期決算発表時に公表された直近の配当をベースに連続増配年数をアップデートしています。
その数は19と米国株に比べまだまだ少ないですが、その数は増加しておりその分選択肢が広がるわけで、インカムゲイン投資家としてうれしい限りです。
御覧のとおり配当利回り1位は前月に引き続き三菱HCキャピタル(8593)。
【特色】三菱UFJグループ。日立キャピタルと21年4月統合。リース首位級。M&Aで海外展開加速
【連結事業】カスタマー54(4)、海外地域22(4)、航空11(13)、ロジ6(14)、不動産5(13)、環境エネ2(15)、モビリティ0(73)【海外】39 <24・3>
【連続最高益】旅客需要好調で航空機リース続伸。情報機器リース堅調。海外は商用トラックの貸倒費用大幅減。米商業用不動産と太陽光発電の減損剥落。不動産の大口売却益消えても営業増益。株売却益減。増配。
【生成AI】日立製作所と協働して生成AIを本格利用。営業事務や審査業務効率化、新商品開発などに活用。名証プレミア市場の上場廃止、重複上場解消で合理化図る。
【業種】 リース・消費者金融 時価総額順位 1/16社
(会社四季報より)
直近の業績ですが、5月15日発表の2024年3月期決算は増収(+2.9%)、増益(経常利益+3.8%、当期純利益+6.5%)。
また、今期2025年3月期通期予想(当期純利益)は1,350億円と前期比9.0%増、そして注目の1株配当は前期の37円に対し8.1%増益の40円予想としています。
現時点の予想PERは11.29倍、またPBRは0.9倍であり決して割高ではない。
またこの銘柄の場合株価が千円ちょっとで買いやすいというのも魅力の一つ。
そして今回当方が注目したのが小林製薬(4967 - NO14)。
小林製薬と言えば『紅麹(こうじ)』。
6月28日に武見敬三厚生労働相が記者会見し、「小林製薬の『紅麹(こうじ)』原料を含む機能性表示食品による健康被害が疑われる死者が新たに76人判明した。」と明らかにしたことで株価が急落。
小林製薬は同日「紅麹関連製品による被害の発生状況について」と題する文書をリリースし、76件について調査を継続していることを公表していますが、死亡関連で調査中の事例が76件あることがこの日まで国に報告されなかったとのことで対応が後手に回っている感は否めません。
利回りの低さも含めいまだ割安とは言えない水準ですが、今後の展開が注目されます。
何はともあれ、本リストが皆様の銘柄選びの参考になれば幸いです。
(本リストを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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