現地時間の4月15日、飲料・食品大手のペプシコ(PEP)が第1四半期決算を発表しました。
ペプシコと言えば配当貴族銘柄、1965年以降四半期ベースで配当を支払い続けており、半世紀(48年)もの長きに渡り連続増配を続けているいわば配当王とも言うべき銘柄。
直近の増配率も高いレベルを維持しています。
前回第4四半期決算では新型コロナ流行継続の影響による在宅勤務の長期化で自宅で食事をする機会が増え、朝食やスナック菓子の需要が販売を押し上げたこと等により北米事業を始めすべてのセグメントで増収となり好調を維持していたわけですが、その勢いを保っているのか?
ということで早速確認。
その概要は以下のとおり。
まず売上は会計基準ベースでは前年同期比で6.8%の増収。
以下これを為替や買収等を除くいわゆるNON-GAAPベースのセグメント別データで見ると、Africa, Middle East and South Asia以外の事業で増収となっており、好調を維持しています。
次に利益ですが、会計基準ベースでは営業利益、当期利益ともに20%を超える増益、そしてリストラ費用や減損損失等のいわゆる特殊要因を除いたNON-GAAPベースでも以下のとおり2ケタ増益を達成。
そして売上、利益ともにアナリスト予想(S&P Capital IQ)を上回っています。
最後に2021年の通期予想(NON-GAAPベース)については、海外市場での回復がまちまち、ということもあり前回発表を維持しています。
以上、売上=〇 利益=〇(通期予想=△) ということでもちろんホールドです。
(いまだ巣ごもり需要を享受し続けている銘柄への現時点での投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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