コラム

ファイザー、エクソン・モービル ダウ陥落! でも変わらずホールドする理由

S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズが8月24日、ダウ工業株30種平均の構成銘柄を変更し、

エクソン・モービルに代わりセールスフォース・ドットコム、

ファイザーに代わりアムジェン、

レイセオン・テクノロジーズに代わりハネウェル・インターナショナル、

をそれぞれ採用すると発表しました。

適用は来週8月31日の月曜日からとなります。

参考までに新たに構成銘柄となった3社の企業概要は以下のとおり。(出典元:YAHOOファイナンス)

セールスフォース・ドットコム

セールスフォース・ドットコムはソーシャルテクノロジーを企業で活用するためのクラウドアプリケーション ・ プラットフォームを提供する会社。

サービスは、販売、顧客サービス、マーケティング、クラウドプラットフォームに別れる。

クラウド型企業内コラボレーション支援ツールのほか、オンデマンド・アプリケーション共有サービスなどを提供。

アムジェン

アムジェンはバイオ医薬品メーカーで、高度な細胞生物学と分子生物学に基づく治療薬の開発、製造、販売を展開する。

特にがん、腎臓病、炎症、腫瘍学の分野での治療薬の開発に注力、製品は診療所、透析センター、病院に販売される。

主要製品は、がん化学療法中の患者や透析患者向けの貧血症治療剤「アラネスプ」、白血球減少症治療剤「ニューラスタ」など。

ハネウェル・インターナショナル

ハネウェル・インターナショナルは米国大手総合テクノロジー企業。

事業はエアロスペース、自動コントロール、特殊素材、輸送機器で構成。

航空宇宙製品・サービス、住宅・商業・工業施設用セキュリティ装置、感知システム、生産自動化システム、樹脂、特殊化学品、電子素材、半導体素材、再生可能エネルギー、自動車製品、ターボチャージャーなどを提供。

今回の変更は同セクターの企業間の重複を取り除き、アメリカ経済をより適切に反映する新しいタイプのビジネスを追加することで、インデックスの多様化にも役立つ。

との意見が見られますが、発表の後時間外取引でエクソン、ファイザーともに下落。

ホルダーとしてもちろん気分は複雑。

またエクソンはまだ仕方ないとしても、なぜファイザーが陥落しその代わりにアムジェンが?

と言う疑問はあります。(ただ1928年にダウに採用された最古参のエクソンは陥落のショックは大きいでしょうね。)

しかし当方あまり気にしていません。

なぜなら当方の保有銘柄(過去保有分も含む)は以下のとおり結構ダウ構成銘柄から陥落しているから。

ただ、AT&Tをはじめやはり除外された銘柄はその後のパフォーマンスが芳しくないような、、、(汗)

「でも、ダウに組み入れられたからその後の株価が上昇し続けるわけではないことは、2018年6月にGEに代わって組み入れられたウォルグリーン・ブーツを見ても明らか。」

とウォルグリーンを密かに心のよりどころにしている中年投資家なのでした。(脂汗)

(ダウ陥落銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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