前にアルトリアが工場の操業を停止した件については書きましたが、今度はフィリップ・モリス(PM)。
3月23日にフィリップ・モリスは、COVID-19の大流行によりイタリアのフィリップ・モリス・マニュファクチャリング・テクノロジー・ボローニャ(MTB)での生産の1週間の停止を含む事業の一時停止を実施すると発表しました。
実はこの会社、2020年2月時点で加熱式たばこユニット生産量の50%を占めているある意味メイン工場とのこと。
イタリアと言えば、ついに新型肺炎の感染者数が中国を抜いたばかりかその死亡率の高さが突出している国。
ということである意味対応が遅すぎた、とも言えます。
それもよりによって成長を続ける加熱式の工場が操業停止とは。
と心配になる投資家もいるのでは?
ただ当方、ホルダーとして少しも心配していません。
報道によれば、フィリップ・モリスは現在主要な市場で在庫切れの状況となることは予想しておらず、消費者は依然として製品に十分にアクセスできると考えている。
とのこと。
とここからは推測となりますが、フィリップ・モリスのホームページによれば、全世界に38の製造拠点を持っている。
ということで、最悪操業を続けることが可能な拠点から供給することができる。
もちろん輸送コスト等は上昇するでしょうが、それは価格に転嫁すればいい。
また転嫁できる。
さらに万一十分な数のたばこが供給できない事態になったとしても、値上げすればいい。
値上げできる。
それがたばこ企業の強み。
なぜなら喫煙者はそう簡単にたばこを止めることができないから。
さらに言えば新型肺炎の流行でいたる国、場所で外出禁止となっているわけで、家に閉じこもりがちとなれば当然ストレスもたまる。
イライラする。
となればついついたばこに手が伸びる。
と考えているのですが、喫煙者の皆さん、いかがでしょうか?
(新型肺炎の先が見えない中での投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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