エネルギー銘柄のエクソン・モービル(XOM)が現地時間3月16日、投資、経費の大幅な削減を計画していることを発表しました。
もちろん、その理由は新型肺炎による商品価格の急落を受けての対応。
会長兼CEOダレン・ウッズ氏は以下のように述べています。
「今回の前例のない環境に基づき、我々は近々投資、経費の大幅な削減を行うためのあらゆる適切なステップを評価中であり、決定次第概要を説明します。」
またこうも述べています。
「エクソン・モービルは長きに渡る歴史を通じこれまで数多くの市場低迷局面に直面し、価格下落環境における経営経験を持っています。 我々は、安全で効率的な企業であること、そして株主のための長期の価値を創造することに傾注し続けます。」
そして、こう締めくくっています。
「我々は今回の困難だがやりがいのある時期を通じ、人々の安全と環境を守り企業の強さを保つための慎重に検討された行動を取ることに自信を持っています。」
ということで、さすがはエクソン・モービルさん、今回の原油価格の歴史的大暴落を受けて早速投資、経費の大幅な削減に着手しているようです。
ダレン氏は「これまで数多くの市場低迷局面に直面し、価格下落環境における経営経験を持っています。」と述べているわけですが、それは確かでしょう。
さかのぼれば1911年5月15日、アメリカ連邦最高裁の決定によるスタンダード・オイルの分割により、エクソンとモービルの前身会社がそれぞれ独立してから100年を雄に超える長きに渡る歴史の中で、原油価格の暴落を何度も経験しているわけですから。
もちろん投資、経費の大幅な削減を実施するのは、原油価格暴落で売上が大幅に減少することがわかり切っているから。
そして「株主のための長期の価値を創造することに傾注し続けます。」というコメントも投資家への配慮が感じられ有難い。
ただ我々ホルダーが気になるのはやはり配当。
エクソン・モービルは現在まで37年という長きに渡り増配を続けて来た。
「ただ今回ばかりはいよいよ減配か?」
と不安になっている投資家は多い。
「株主のための長期の価値を創造すること。」
とCEOは述べています。
果たしてそれが何を意味するのか?
まずは近々発表されるであろう投資、経費の削減計画の内容を確認したいと思っています。
(暴落銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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正直者さんこんばんは。
「減配しないでね~」のお祈りやめようかと思っています。(笑)
youtubeにある、
「リーマンショックを振り返る。feat.「ハゲタカ」名曲選」
という動画が秀逸で、毎日この動画を見ながら、
かなり先かもしれない底打ちの日を夢見つつ、
投資を続けていきたいと思っています。
あの時日経平均は、7,000円を割ったんでしたね。
映像を見て思い出しました。
あと、楽器ケースの人が出てる。
そだおさん
そんな動画があったんですね。
あの時、日経、ダウともに7000を割りました。
でも今は?と考えると、インカムゲイン投資家としてはやはり米国株。って思ってしまいます。
こんにちは。
エクソンモービル、ロイヤルダッチシェル、
減配ニュースが出ないか毎日チェックして
ますが今のところまだ見つけてません。
特にロイヤルダッチシェルは、減配がない方が
異常な水準の配当利回りになってきましたが!Σ( ̄□ ̄;)15%近くの、、、、
ウィニングチケットさん
残念ながら、ロイヤルダッチシェルの場合市場は完全に減配を織り込んでいるようです。
ちなみに当方は50%減配を前提に現在の配当利回りは7.5%だと思っております、、、