9月9日に公益事業銘柄のサザン(SO)から配当を受領しました。
サザン(Southern Co)はエネルギーを提供する会社である。
【事業内容】
3つの従来型電力事業会社、Southern Power Company、Southern Company Gasを所有する。
従来型電力事業会社であるAlabama Power、Georgia Power、Mississippi Powerは、南東部の卸売顧客に加えて、南東部3州の小売顧客に電力サービスを提供する公益事業会社を運営する。
The Southern Power Companyは、再生可能エネルギープロジェクトを含む発電資産の開発・建設・取得・所有・管理を行い、卸売市場で市場ベースの価格で電力を販売する。
The Southern Company Gasはエネルギーサービス持株会社であり、その主な事業は、天然ガス配給会社を通じてイリノイ州、ジョージア州、バージニア州、テネシー州の4つの州で天然ガスを配給することである。
また、天然ガスの配給を補完する他のいくつかの事業にも携わる。
(SBI証券)
サザンの増配タイミングは前回支払い時ということで、今回も前回同様1株当たり0.74ドルの配当となっています。
直近の業績ですが、7月31日発表の2025年第2四半期決算は、前年同期比増収減益。
売上はデータセンターの使用量が13%増加するなど、全顧客層で増加し8%の増収と好調でしたが、利益は燃料以外の操業・保守費用の増加、前年度の送電資産売却益、温暖な天候、法人税、減価償却費、利息費用の増加等により、調整後1株利益は前年同期の1.10ドルに対し0.92ドルと16%減に終わっています。
但し、アナリスト予想との比較は以下のとおりとなっており、売上、調整後1株利益ともに予想を上回っています。
そして注目の今期2025年の通期見通し(調整後1株利益)は前回見通し(2024年実績値の4.05ドルに対し)4.20ドル~4.30ドルを据え置いています。
通期見通しは据え置いたものの冷静に見れば前期比4%~6%の増益を見込んでいるこの銘柄、トランプ関税発動により市場がいまだ混乱のさなかにある現在、公益事業銘柄として関税の直接的影響が小さく、また、景気感応度も低いばかりか、増配継続は特にリタイア後の投資においては何より精神安定剤としての役割を果たしてくれている、と考えています。
ということで、現時点で24年連続増配、77年間減配ナシの銘柄を売却する理由は見当たりません。
(増配継続も増配率が逓減を続けている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

よろしければ応援クリックお願いします。
![]()
にほんブログ村


4.5パーくらいの利回りになる時に買ってるので定期預金みたいなものだと考えて長期保有してます。
AIで電力消費増えるとも言われてますし安定
メロリンさん
おはようございます
この銘柄は定期預金銘柄の代表格であり、減配の可能性が低く何より安定を望むリタイアシニア投資家向け銘柄の一つではないでしょうか。