9月7日に公益事業銘柄のサザンから配当を受領しました。
企業概要
サザンは公益事業持株会社。
子会社を通じて、3つの州の電気事業会社、4つの州の天然ガス配給会社、全米の卸売顧客にサービスを提供する競争力のある発電会社、大手分散エネルギーインフラストラクチャー会社、光ファイバーネットワーク、及び通信を通じて900万人の顧客にサービスを提供している。
原子力発電所、水力発電所、化石燃料発電所、複合サイクル・コジェネレーション発電所を所有、運営する。
また1世紀以上に渡ってエネルギーの未来を築き、無炭素原子力、先進的な炭素回収技術、天然ガス、再生可能エネルギー、エネルギー効率と貯蔵技術を含むエネルギー資源の完全なポートフォリオを開発。
さらに革新と低炭素の未来への業界をリードするという意志を通じて、顧客とコミュニティが成長と繁栄を促進するために必要なカスタマイズされたエネルギーソリューションを開発。
(YAHOOファイナンス及び会社HPより)
サザンの増配タイミングは前回6月支払い時ということで、今回も前回同様1株当たり0.68ドルとなっています。
業績の方ですが、直近の2022年第2四半期決算は、売上、1株利益ともに前年同期を大きく上回っています。
またアナリスト予想に対しても同様に売上、調整後1株利益ともに大きく上回る結果となっています。
一方、2022年の通期予想ですが、調整後1株利益は3.50ドルから3.60ドルと前回予想を据え置いていますが、前期2021年の3.41ドルに対して2.6%から5.6%の増加を見込んでいます。
サザンと言えば、きっちりとした配当政策を持っている会社。
ちなみに今年の増配を含め2016年以降は毎四半期2セント、つまり判で押したように年間8セントの増配を続けている。
その結果当たり前の話ですが、残念ながら増配率の方は逓減状態となっています。
しかし現在まで21年連続増配を継続中。
そして注目すべきは、
この銘柄が1948年以降75年に渡り1度たりとも減配をしていない。
という事実。
この安心感、安定感。
決してポートフォリオの中心に据えることはないこの銘柄ですが、特に現在のようにこの先更なる利上げと景気後退が織り込まれている、つまり株式相場にとって逆風下の環境にあって、この銘柄の保有を継続すること自体が何よりの心の拠り所となっていることは確かです。
(原発への依存度を高めている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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