9月8日に公益事業銘柄のサザンから配当を受領しました。
企業概要
サザンは公益事業持株会社。
子会社を通じて、アラバマ、ジョージア、フロリダ、ミシシッピ州で電力事業を展開し、発電所の建設、買収、管理、電力卸売事業を行う。
原子力発電所、水力発電所、化石燃料発電所、複合サイクル・コジェネレーション発電所を所有、運営する。
また、南東部でデジタル無線通信サービスと光ファイバー回線の卸売事業を展開。
(YAHOOファイナンスより)
サザンの増配タイミングは前回6月支払い時ということで、今回も前回同様1株当たり0.70ドルとなっています。
直近の業績ですが、8月3日発表の第2四半期決算は、前年同期比では残念ながら減収減益。
特に売上は燃料価格の低下と、域内の春から初夏にかけての歴史的に温暖な天候の影響により前年同期比で20%もの減収。
そしてアナリスト予想との比較は以下の売上は予想を下回ったものの調整後1株利益は予想を上回っています。
また今期2023年の通期予想ですが、調整後1株利益を3.55ドルから3.65ドルとしており、2月にリリースした予想を据え置いています。(ちなみに第3四半期は1株当たり1.30ドルを予想)
尚サザンは2つの原子力発電所、ボーグル3号機、4号機の建設を進めていたわけですが、3号機は予定より遅れたもののすでに商業運転を開始、現在ジョージア州の顧客にサービスを提供中。
そして4号機は2023年第4四半期末~2024年第1四半期末の運転開始予定日を変更していません。
今さらですが、サザンは公益事業銘柄。
その銘柄に我々投資家が求めるもの、それは安定、安心。
その意味で言えば現在サザンは2016年以降四半期で2セント、年間8セントの増配を継続中。
そして今年の増配で22年連続増配を達成。
しかも(これが重要なのですが)なんと1948年以降75年間一度も減配したことがない。
ということでその役割は十分に果たしていると考えています。
(22年連続増配継続中も、増配率が逓減状態にある銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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