会社員(社会人)生活においては、誰もが定年まで順風満帆というわけにはいきません。
会社(勤務先)での成功を出世度で測るのであれば、順風満帆で終わる人はほんの一握り。
役員(あるいは部長)レベルまで到達できた人くらいでしょう。
それ以外の大多数は、遅かれ早かれいずれかの時点で必ず挫折や失望を味わいます。
仕事での大失敗はもとより、同期や後輩との出世競争での敗北、さらにはまったく意図していなかった部門への異動。
さらには左遷、子会社への異動、ついには転籍、、、
あるいは運悪く病気になってしまい止む無く、といった場合だってあるでしょう。
今までこんなに頑張って来たのに、、、私生活を犠牲にして身を粉にして働いて来たのに、、、
なぜ俺が異動に、、
なぜあいつが課長に、、
なぜ俺だけがこんな病気に、、
こういう事態に直面すると誰しも大きなショックを受けるもの、いやそのダメージはかなりのものであり自分の境遇をなかなか受け入れることができません。
かく言う当方もこれまで数知れない失敗とともに挫折を味わい、長きに渡り自らの境遇をなかなか受け入れすことができずに来ました。
そして定年までの年数が残りわずかとなった現在、窓際中の窓際、役職定年というポストにいるわけです。
しかし、現在のポストとなるかなり前からすでに出世競争から大きく後れをとっていたことは紛れもない事実。
ただ、自分の実力のなさゆえに出世できない、ということをわかろうとしても、認めようとしてもどうしても受け入れられない自分がいました。
そして、その責任を上司のせいにし、上司や同僚、さらには後輩の何気ない言葉や態度に傷つき、落ち込み、いらだってしまう、、、
そんな日々の繰り返し今日まで来てしまいました。
ただそんな気持ちを持ちながらもどうにかこうにか日々勤務できている。
それはなぜか?
そう、米国株投資。
もちろんこちらの方も決して順風満帆というわけにはいきませんでしたが、少なくともアーリーリタイアのために設定した目標、配当収入300万円を達成することができた。
文字通りゼロからスタートし、ある意味会社では味わうことが出来なかった達成感を味わうことができた。
しかも自己責任という言葉を常に胸に秘め、ある意味自分一人の力で。
それによって、
仕事=人生のすべてではない。
このことに気づくことができた。
仕事での挫折はむしろ財産。
残念ながら当方は仕事では挫折し結局成功をつかむことはできませんでしたが、株式投資の世界に目を向けることで本物の財産を得ることができました。
その意味では今から思えば仕事での数々の挫折が人生を変えるきっかけとなった。
と、そんな風に思える自分がいます。
もちろん会社では相変わらず自身の存在を亡き者のように扱われ、日々傷ついていることは確かです。
ただ米国株投資という存在が我が身を救ってくれた。
これだけは確かなようです。
(仕事からなんとか逃げたい一心での投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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