以前の記事で叔父が突然訪ねて来たこと。
そしてそしてその理由が初めて県展(県の展覧会)に出展したら入選したがそのお礼を言いたかったからであり、当方が年賀状に描かれている絵について、「あれだけ上手に描けるのだから大きな展覧会に出せばいいのに。」って言ってくれたことがきっかけだったこと、つまりうれしい理由だったことを書きました。
その後叔父からの連絡はなかったのですが、ある日外出して帰宅すると郵便ポストの上に大きなビニール袋が。
中を見るとたくさんの枝豆。
「これはおそらくおじさんが置いていったに違いない。」
と思い電話するとやはりおじさんからでした。
ただ単に枝豆が取れたから来たのではないだろうとは思っていましたが、
「実は妻と大喧嘩してしまってもうダメかもしれない。お前誰か弁護士に知り合いはいないか?」
と聞かれました。
以前から奥さんとの関係がうまくいっていないと再三愚痴をこぼしていたのですが、今回奥さんから別れ話を切り出された模様。
「申し訳ないけど特に弁護士に知り合いはいません。」と答えると、
「わかった。悪かったな。」と電話は切れました。
そしてそれから数日後の午後のこと。
いつものように自宅でまどろんでいると(苦笑)、突然チャイムが。
「はてこんな時間に一体誰?セールスか何かか?」
と出てみると玄関に立っていたのは叔父。
「いや野菜が結構取れたもんで持って来た。あとちょっと話があるけどいいか。」
と上がり込んできたのでした。
話とはもちろん奥さんとのこと。
「弁護士の方はある人から紹介してもらったんだが、弁護士に確認したいのは仮に離婚となった場合に財産分与がどうなるか。妻は自分名義の預貯金等の財産以外何もいらないと言っているがそう単純な話ではないだろうから。」
「それにしても俺が一体何をしたというのか? いわゆる飲む・打つ・買うはもちろん暴力やモラハラは一切なし。教育費を含む食費以外は一切俺が出して来た。確かに子供の面倒をあまり見なかったのは事実だが、、」
とここで気になる発言が。
当方が「仮に離婚が成立した場合、今の家はおじさんが住んで奥さんは出て行くの?」
と聞くと、
「いや、妻は当面は家に居てもいいと言っている。ただいわゆる家庭内別居で1階は俺、2階は妻が使い台所等共有部分はそれぞれで使う。」
とのこと。
そこで当方が、
「いやいや、普通離婚したいのなら相手の顔も見たくないはずで一刻も早く出て行くのでは? 当面家に居てもいいというのはちょっとおかしいというか矛盾した発言では?」
と指摘すると、
「確かにそうかもしれない。息子は「お母さんもしばらく頭を冷やせばまた冷静になるんじゃない?」と言っていた。」
ということで、あくまで当方の印象ですが、おじさんがことを深刻に考えすぎている可能性があるような、、、
ただ9月に遠方にいる子供も含め集まって一度家族会議をする予定とのことで、当方として良い方向に話が進むことを祈っています。
それにしても80歳近くになってこのようなことで苦悩し、平静さを失っている叔父を見ると可哀そうに思うと同時に、
「決して他人事ではないかも、、、」
と背筋に冷たいものが走ったのでした。(まさに冷汗)
(「リタイア後のセカンドライフも配偶者がいて当たり前」的な思い込みに当たってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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