コラム

3億3千万と1億2千万、あなたならどちらを選ぶ?

3億3千万と1億2千万、あなたならどちらを選びますか?

って聞かれれば、そりゃーもちろん、3億3千万ですよね?

私も無条件でそっちです。

でも不思議なことに日本人の大部分が1億2千万を選んでいるって知ってましたか?

「いやいや、そんなはずはないでしょ。こんなの小学生、いや場合によっては幼稚園児でもわかることでしょ。」

実はこれらの数字は人口を表したもの。

最初の数字はアメリカの人口。

そして1億2千万はもちろん日本の人口。

但しこれはたとえ。

具体的には日本人が米国株と日本株のどちらに投資しているか?

選んでいるか?

そう、日本人投資家のほとんどが日本株に投資している。

最近でこそバフェット太郎さんやたぱぞうさん、さらにはFIREを達成した穂高唯希さん等のカリスマブロガーの登場で以前よりマスコミへの登場機会が増えた米国株投資ですが世間一般ではまだまだマイナーな存在。

「そりゃー日本に住む日本人なんだから、勝手知ったる日本銘柄を選ぶのは当たり前でしょ。それに何より日本円のまま投資できるんだから。」

確かに海の向こうのわけのわからないアメリカの株への投資には抵抗があるのは事実。

但し、日本でもお馴染みの銘柄って意外にたくさんある。

例えば、

・コカ・コーラ

・マクドナルド

・ケンタッキー

・アマゾン

・マイクロソフト

・グーグル

・アップル

・フェイスブック

・P&G

・ジョンソン エンド ジョンソン

・ファイザー

これら銘柄はある意味日本銘柄よりも馴染みがあると言っていい。

でも日本人は日々当たり前のようにその商品は買っても株は買わない。

これが当方には本当に不思議でならない。

って言うと、

「いや、だってドルだもん。そんなただでさえ株価で日々変動するのにその上為替でも変動したら怖くって仕方ない。万一超円高にでもなったらどうするの?」

って確かにそのとおり。

でも、ドルは以前よりその地位は低下したとは言え、いまだ世界唯一の基軸通貨と言ってよい。

つまりドルを保有している人は圧倒的に多い。

一方の円、世界ではマイナーな存在。

どちらの価値が下がると困る人が多いかは明白。

しかも我々はサラリーマンであろうが、年金生活者であろうがほぼ円で収入を得ている。

一つのカゴに多くの卵を盛ってはならない。

これ、投資の原則ですが、これは保有通貨にも当てはまる。

リスク分散の観点からも円以外の通貨での保有はある意味必然。

「いや、それでももし円高(ドル安)になったら、、、」

確かに短期ではそのリスクはある。

しかし長期で見ると決して円高が続いているわけではない。

「でも、ここ最近の日本株は超絶好調だから。」

でもダウ平均とそんなに変わらない、、(ちなみに青が日経平均、ピンクがダウ平均)

何も余剰資金の全額を米国株に投資しろなんて言っていない。

分散の意味でも例えば半分程度米国株に投資しませんか?

って言っている。

ついでに言えば、冒頭の人口ですが、アメリカの人口は今後も増加が見込まれている一方、ご存じのとおり日本の人口はすでに減少に転じており2048年にはついに1億人を割ってしまう、、、

これでもまだあなたは米国株への投資をためらいますか?

カリスマブロガーの著書ならこちら。

(投資の実践にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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