コラム

銘柄数を一定数以上増やしても分散効果はほぼないがそれでも躊躇なく増やし続ける理由

株式投資、特に個別銘柄への投資をする上で、何銘柄位保有すべきか?

適正な保有銘柄数はあるのか?

という問題に直面することになります。

ご存じのとおりそれに対する答えは以下のとおりすでに出ていまして、

・1銘柄から2銘柄に増やせばリスクは大きく下がり、2銘柄を3銘柄に増やせばさらにリスクを下げることができる。

・しかしその後どんどん銘柄数を増やしたとしても、リスク低減効果はだんだんと薄れていく。

・そしてちょうど20銘柄を超えたあたりで、一銘柄増やすことによって得られるリスクの低減効果は非常に小さくなる。

・一般的には20銘柄を超えたあたりのポートフォリオの価格のブレはS&P500指数とほぼ同じくらいになると言われている。

つまり一定数以上銘柄数を増やしてもあまり意味がないことになる。

もちろんこの条件としては投資額を含めセクターを分散することが条件になるわけですが。

それは当方も重々承知している。

しかし現在の当方の銘柄数は最近新たにコカ・コーラ(KO)とスリーエム(MMM)を加えたことで21銘柄とついに20銘柄を超えた。

しかも20銘柄を超えることに何の抵抗感もなかった。

と書くと、

「いやいや、20銘柄以上銘柄数を増やしてもリスク低減効果のメリットが取れないばかりか、管理の手間がかかるばかりで逆にデメリットの方が大きくなるのでは?」

というツッコミが入りそう。

確かにそのとおり。

もちろんそれは否定しません。

ただ当方、今後も良い銘柄があれば躊躇なくどんどん銘柄数を増やすつもりです。

その理由は当ブログをこれまでお読みになったからならおわかりでしょう。

そう、今や株式投資は当方にとっての何よりの趣味となってしまったから。

銘柄数を増やすことでデメリットとなる管理の手間がかかること、つまりそれら銘柄のお世話をすること、決算内容をまとめたり投資回収率や増配率を含む配当情報をまとめたりすることが何よりうれしい。

となれば、

銘柄数を増やすことを止められるはずがない。

って思いません?

これ、個別株投資を長く続けて来た方ならもれなくきっとわかっていただけるかと。

(本業が激務の場合の20銘柄以上の投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ウィニングチケット より:

    おはようございます。
    個別株の種類どんどん増やしてあるんですね。
    老後の時間を楽しむ趣味。

    でしたらやっぱり日本の優待銘柄がぴったりですね(笑)
    単元株で種類を持てば持つほどいろいろな優待が
    届く。正直者さんなら米国株の配当金でいろいろ優待株が買えますね(笑)

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      こんばんは。
      そう、老後の楽しみ。
      優待株も良いのですがNISA拡充で無期限&上限金額がUPするようなので、配当狙いでも日本株を買うかもしれません。
      まあ拡充のスタートは早くても2024年からでしょうが。

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