コラム

60歳を迎える投資家がジュニアNISAの口座開設をした理由

この度新たな証券会社の口座開設を何とか完了しました。

なんとか、と書いたのは住民票のアップロードが何回やってもうまくいかず、これはもう郵送するしかない、と証券会社に電話したところ、「郵送での提出は受け付けておりません。」と冷たく突き放されてしまったものの、

「パソコンでアップロードできないようでしたら、携帯でお試しください。」

とのアドバイスをもらいスマホでのアップロードになんとか成功した、という経緯があったためです。

実は当方、年齢もありスマホの操作が超苦手でして、ほとんどパソコンに依存している状況ですが、Paypayをはじめとするスマホ決済等の普及もあり、

これからはスマホ操作に慣れないと生きていけない。

と改めて痛感しました。(おおげさ)

ちなみに口座開設した証券会社は楽天証券。

そして今回の口座開設の目的ですが、壮大な実験をしたいがため。

当方は今年、ある意味人生の区切りとも言える60歳になります。

今後の投資期間を考えると、気持ちでは一生投資を続ける意欲は十分あるものの、やはり現実的には頭が元気な間と考えざるを得ない。

ということは男性の平均寿命を考えると、長くてもいいとこ残り20年くらいのものではないでしょうか。(バフェットのようになれればベストですが。)

となると壮大な実験ができない。

最低40年は欲しい。

40年という期間株式投資を継続した場合、どれだけ資産を増やすことができるのか?

それを身をもって実験したい。

というか、長期投資においては日本人が大好きな定期預金でも債券投資でも金投資でもなく、株式への投資がベストであることを証明したい。

ただ40年後当方はちょうど100歳になりますから、自らその結果を確認できる可能性は非常に低い。

そこで目を向けたのがジュニアNISA。

現時点では未成年の子供用にまずはジュニアNISA口座を開設し投資をすることにした。(ちなみに20歳以降は自動的にNISA口座が開設されます。)

そして40年後、子供に確認してもらおうと考えた。

投資先はもちろん米国株。

具体的には長期投資のセオリーである市場平均に連動するインデックス投資。

より具体的には米国株式市場に上場する4,000銘柄以上の株式に実質的に投資することになるVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)を考えています。

ちなみに今から40年前、1982年のS&P500の年初の株価は122.74ドル。

それが現在では3,901ドルと約32倍にもなっている。

一方、同じく今から40年前、日経平均の年初株価は7,718.84円、そして現在の株価は27,001円とたった3.5倍にしかなっていません。

そう、米国株は日本株の9倍。

さらに今後の日本の少子高齢化やもはや遺伝子レベルにまで組み込まれたと思わざるを得ない社会主義的体質も加味した場合、この先も同様の結果となる可能性が非常に高いと考えています。

投資タイミングと投資額ですが、今年の夏に退職金が支給されたら相続も兼ねて贈与税のかからない100万円程度を投資資金に充てようと考えているところです。

あとは決して途中で引き出さないよう、子供に今回の意図するところをどううまく説明するかですね。

(ジュニアNISAの口座開設と投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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