すかいらーくの株主優待改悪についてはすでに書きました。
その記事の中で、
何はともあれこれで株価がどう動くか。
事の成り行きを見守りたいと思いますが、とりあえずのスタンスは株価が1000円まで落ちたら購入検討。
で行きたいと考えています。
と書きました。
で、その後株価がどうなっているか?
ですが、発表翌日の株価こそ前日比で163円安の1521円と10%の暴落となったものの、その後は以下のとおり下げ止まりの状況となっています。
今回の優待の改悪ですが、
100株保有で6000円から4000円へと33%の改悪。
そして300株保有では20000円から10000円へとなんと50%の改悪となっています。
仮に100株保有の場合で計算すると、現時点の優待利回りは2.6%しかない。
にもかかわらず、いまだ後生大事にこの銘柄を抱えている人が多いという事実。
それっていまだに含み益状態だから?
皆が皆そうであれば納得できますが、そんなことはないでしょう。
しかも今期の配当はゼロ予想、無配がほぼほぼ確定している。
つまり、配当と優待を合わせた総利回りでも2.6%。
但し、優待の場合税金がかかりませんから(当たり前)、配当に置き換えれば3.3%の利回りということになる。
くどいようですが、ホルダーの皆さんが含み益状態で、利回りが十分高いということであればしがみついているのも納得できる。
しかし含み損なら3.3%以下の利回り銘柄にしがみつく必要などないのでは?
それだったら例えば利回りが5%前後の今話題の大手商社株を買った方が良いのでは?
その上でその配当をもらってすかいらーくに出かければよりお得なのでは?
って思ってしまう。
でも決してそうはしない。
そう、それが日本株、日本市場。
ということで、
「日本株って本当に難しい。」
と改めて痛感した(日産をはじめ日本株では痛い目しか見たことのないので偉そうなことは言えない)中年投資家なのでした。
(優待制度改悪実施銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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おはようございます。
> 「日本株って本当に難しい。」
> と改めて痛感した(日産をはじめ日本株では痛い目しか見たことのないので偉そうなことは言えない)中年投資家なのでした。
日本株に関しては、配当を狙うのであれば結局米株よりも厳しい目を向けて銘柄分析をしないといけないのが大変なところ。
しかも一国では成長性に限界があるので、時価総額の大きな工業系はどうしてもシクリカル銘柄になっちゃいますね。
マザーズに関しては、成長がどこで鈍化するかというチキンレース。
となるとやはり日本株で含み益を持ちたいなら残るは財務諸表とEPSの伸びを分析する成長株投資。
結局安定的に配当をもらうには値嵩株でしかも格付けがA以上の社債を発行できる会社に限られる、と思っています。
(なぜならMSワラントによる希薄化懸念を心配しないといけないし、日本市場では社債市場が狭いので、どうしても株式による資金調達になってしまいます。)
日本株ではほとんど借金のない銘柄も多く、米株が叩き売られている時にあんまり売られない銘柄もあってスクリーニングのしがいはままあります。
村田製作所(6981.T)とか5G期待で上がり始めましたし、エムスリー(2413.T)とか万年割高感がありますが、まぁ普通に期待以上に成長するんで。。
あとは、叩き売られているJ-REITですかねー。
森トラスト総合REIT(8961.T)なんかもコロナ禍でも分配金は漸増予想を出しているので、優良感があります。
物流系REITに関しても成長余地がありますし、こういうところにも目を向けていきたいですね。
ひろーさん
日本株は米国株に比べインカムゲイン投資には向きませんからおのずと値上がり益狙いがメインとなる。
となればマザーズを中心とした小型株狙い。
ということで、リタイア後は潤沢な配当金の一部を趣味と実益を兼ねてIRセミナーへの旅費交通費に充てたいと考えています。
(その時までにコロナが終息していると良いのですが、、、)