現地時間の8月14日、2020年6月末時点のバフェット(バークシャーハザウェイ)の株式保有状況がSECに開示されていましたので、早速いつものとおり前回との比較表を作成しました。
以下は前回開示の2020年3月末に対する比較となります。
ご存じのとおりバフェットは5月2日に開かれたバークシャーの年次株主総会ですでに全てのエアライン株を売却したことを明らかにしているわけですが、御覧のとおりアメリカン航空をはじめ黄色で色づけられたすべての航空株の保有数がゼロになっている状況が見て取れます。
そしてそしてもう一つの注目点がバフェットお気に入りの金融株(黄緑色参照)。
こちらもすでに報道のとおりゴールドマン・サックスのすべてを売却するとともに、JPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴ等多くの金融株の一部を売却しているのがわかります。
さらにエネルギー銘柄のオキシデンタル・ペトロリアム(NO.27)を手放したことはバフェットにとってはある意味必然なのかもしれません。
一方で金高騰の現在、カナダの金採掘会社であるバリックゴールド(GOLDーNO.8)を新たに購入したことはバフェットらしいところではあります。
ただ当方が注目したのが、レストラン・ブランズ・インターナショナル(ピンク色)のすべてを売却していたこと。
レストラン・ブランズと言えばバーガーキングを傘下に収める会社。
確かに現在の新型コロナウィルス流行の状況下、もう一つの主力レストランであるティムホートンズを含めレストラン業界が厳しい状況にあることは事実ですが、何も今すぐ売却しなくても、と思ってしまったのは当方一人だけではないのでは?
以上、何はともあれご参考まで。
(バフェット銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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