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3月19日にJTの有価証券報告書がリリースされていました。
実は当方、開示されたら真っ先に確認したいと思っていた項目がありまして。
それが偶発事象に開示されている訴訟の内容。
今回はその内容をまとめてみました。
それがこちら。
JTは現在20件の訴訟を抱えており、その大部分がカナダでの訴訟となっています。
尚、これ以外にも商事紛争や税務紛争等の訴訟も抱えていますが、それらは開示されていませんでした。
たばこ銘柄に訴訟はつきもの。
と言われてはいるわけですが、これだけの数の訴訟を抱えていることを把握している人は少ないのではないでしょうか。
またJTのみに対する賠償請求額ではないものの、上記の総額部分を合計するとその額はなんと約30兆円を軽く超えています。
もちろんこれは原告側のある意味一方的な請求額であるわけですが、その金額の大きさに驚くばかりです。
さらに言えば当たり前の話ですが、これら訴訟の被告にはJTのみならずフィリップ・モリス等のライバル会社も名を連ねているわけです。
訴訟には長い時間がかかります。
今すぐどうこう、ということはありませんが、たばこ銘柄に投資する方は少なくとも各銘柄がこのくらいの訴訟を抱えている。
という事実を十分認識した上で、
「ある意味腹をくくって投資する必要がある。」
と言えるのではないでしょうか。
以上ご参考まで。
(数多くの訴訟を抱える銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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