銘柄研究

【懺悔】オリックスの株価は市場平均以上に下がることはない、と妄信していた私が浅はかでした、、、

総合金融サービスを提供するオリックス(8591)ですが、昨年の10月に自己株取得(と消却)を発表したことはすでにお知らせしました。

その自己株買いの取得状況について4月3日、以下情報をリリースしていました。

オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、2019 年 10 月 28 日開催の取締役会において決議しました、会社法第 459 条1項の規定による定款の定めに基づく自己株式の取得状況について、下記のとおりお知らせします。

1.取得した株式の種類 :当社普通株式
2.取得した株式の総数 :4,978,400 株
3.株式の取得価額の総額 :7,282,157,350 円
4.取得期間 :2020 年 3 月 1 日~2020 年 3 月 31 日
5.取得方法 :自己株式取得に係る取引一任契約に基づく市場買付

上記取締役会決議に基づき取得した自己株式の累計(2020 年 3 月 31 日現在)
(1)取得した株式の総数 : 25,836,400 株
(2) 株式の取得価額の総額 : 45,719,372,400 円

そして2019年10月28日決議の内容は以下のとおり。

2019 年 10 月 28 日開催の取締役会における決議内容

(1) 取得する株式の種類 :当社普通株式

(2) 取得する株式の総数 :7,000 万株を上限とする

(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合約 5.5%)

(3) 株式の取得価額の総額 :1,000 億円を上限とする

(4) 取得期間 :2019 年 11 月 1 日~2020 年 5 月 8 日

(5) 取得方法 :自己株式取得に係る取引一任契約に基づく市場買付

そう、取得する株式の上限は7000万株、金額で1000億円。

それが11月から3月までの5ヶ月間で金額ベースでいまだ全体(上限)の約46%の買い付け状況。

取得期間は今年の5月初旬まで。

2月までは自己株買いによって持ちこたえていた株価ですが、コロナウイルスの世界的流行で3月に入ると急落。ついに日経平均を下回るパフォーマンスとなってしまいました、、、

市場の力恐るべし。「自己株買いを実施しているから日経平均のパフォーマンスを下回ることはない。」と妄信していた私が浅はかでした。(というか上限の1000億円近くまで購入すると思い込んでいた、、、)

買付の期間はあと1ヶ月を残すのみ。

ただこの銘柄の場合すてきなカタログ優待もありますし(本末転倒)、減配しない限りはホールドのスタンス。

オリックスより「ふるさと優待」実施のお知らせ  あらためて感じる優待の魔力オリックス(8591)より第3四半期決算発表と同日の2月3日に「2020 年度「ふるさと優待」実施のお知らせ 」がリリースされました。 ...

そして、

「オリックスと言えば不人気、不人気と言えばオリックス。今でもこんなに下がっているのだから自己株買付が終了すれば激下げするはず。買い増しするにしてもそれからで全然遅くない」と皮算用し、鷹揚(おうよう)に構えている中年投資家なのでした。

(自己株買付中の銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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