過去に何度か紹介しているロイヤルティ・ファーマ(RPRX)。
企業概要
ロイヤルティ・ファーマはバイオ医薬品業界のイノベーションに対し資金提供を行う米国企業。
主に学術機関、病院の研究所および非営利団体などが研究したバイオ医薬品に関する特許を購入し、それらをイオテクノロジー企業や大手製薬会社へ販売することでロイヤルティ収入を得る。
ポートフォリオには商用製品のほか、開発段階の製品候補の特許も含まれる。本社所在地はニューヨーク。
(YAHOOファイナンスより)
この会社はバイオ医薬品投資企業。
つまり投資会社でありそのビジネスのユニークさもさることながら、一種の課金ビジネスということで安定した利益が見込めるのでは、と期待している銘柄。
8月12日に上場後初めて発表した第2四半期決算も前年同期比で2ケタ増益を達成しまずは順調なスタートとなりました。
ということで現在注目しているのが配当。
決算発表では配当に関するリリースはありませんでしたが、上場に際しての目論見書には以下の記載があります。
当社は現在配当を9月末から開始し四半期ごとに支払う予定です。
この募集後にクラスA普通株式354,175,555株が発行済株であると仮定すると、四半期ごとの現金配当は1株当たり0.15ドルになると予想しています。
そう、目論見書によれば9月末から配当支払が開始される予定。
そして配当額は四半期で15セント、年間では60セント。
但し上記のとおりこの前提の株式数は354,175,555株。
6月末時点のクラスA普通株の株式数は約366万株と目論見書より多くなっているものの前述のとおり業績は好調。
となると記念すべき第1回目の配当は目論見書どおり1株当たり15セントが妥当か。
って書くと、
「現在の株価は42ドル、冷静に見れば年間60セントの配当だとすれば配当利回りはたった1.4%。そんなんでいいの?」
って言われそう。
確かにそのとおり。
そもそもこの銘柄の上場時の公募価格は28ドルだった。
それが初値が44ドルをつけるなどやはり人気は高かった。
だから時間の経過とともに徐々に熱が冷め、株価が下がってくれないかと思っている。
現に株価を見ればその兆候が出ている。
「これで配当が15セントなら過度に期待していた投資家達が離れるかもしれない、、、」
と期待に胸を膨らませ、配当のお知らせを心待ちにしている中年投資家なのでした。
(上場していまだ日の浅い銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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