銘柄研究

バフェット、日本の大手商社爆買い! 報道でJTの売却を考え始めた理由

日経新聞がウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイの子会社が日本の大手商社5社の発行済み株式数のそれぞれ5%超を取得した。と報じました。

その5社とは三菱商事、伊藤忠商事、丸紅、住友商事、三井物産。

そして子会社とはナショナル・インデム二ティー・カンパニーのことであり、バークシャ傘下の損害保険会社。

この報道を受け発表当日の株価は程度の差こそあれそれぞれ大きく上昇。

「バフェットが購入したということは、日本の大手商社はそろって割安と判断したに違いない。」

「今後さらに買い増しの可能性がある。」

という憶測からの買いであることは間違いないでしょう。

現在当方が保有する日本銘柄はJTとオリックスの2銘柄。

いずれも株主優待のある銘柄ですが、購入時点で最優先したのは配当を含む直近の業績であったことは言うまでもありません。

ただ両銘柄ともに含み損の状態が続いている。(汗)

ということで、今回バフェットの購入を機にこれまで全くノーマークだったこれら商社の配当状況を確認してみることに。

こちらは2017年以降の増配率の推移となりますが、今期予想では丸紅、住友商事が大幅な減配予想となっている一方、三菱商事と伊藤忠商事は増配予想となっています。

そして8月31日時点の配当利回り(予想ベース)は以下のとおり。

うーむ、三菱商事等非常に魅力的。

ということで当方現在保有するJTの売却を考え始めました。

「あれれ、これまで保有継続の理由に優待の存在を書いていたんじゃなかったっけ?これら商社がそろって優待制度がないって知らないの?」

って確かにそのとおり。

優待は家族、とりわけ妻との関係を良好に保つための潤滑油。

ただいくらインカムゲイン投資家と言えども、ここまで株価が低迷し続けると、、、

そこで現在考えているのが、保有するJT200株のうち100株を売却するというもの。

これならたとえ以下のとおり優待内容が悪くなっても優待商品をもらい続ける事ができる。

100株の場合、2500円相当の自社グループ食品セット

200株の場合、4500円相当の自社グループ食品セット

と言うことで早速各商社株の品定めをし始めた中年投資家なのでした。

(著名投資家の購入報道直後の投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

POSTED COMMENT

  1. そだお より:

    三菱商事持ってるワイ、歓喜の涙!
    でもまだマイナスなんですよ・・・

    正直者さん、三菱商事は隠れ優待ありますよ。
    東京に行くことのできる、美術館、博物館好きならうれしいと思います。

    • naobito より:

      そだおさん
      おはようございます。お元気そうで何よりです。
      おおーーー、三菱お持ちでしたか!おめでとうございます、と言いたいところですが含み損でしたか。
      ただバフェットは今回の商社買付に関しマックス10%くらいまでは買い増すこともあるようなコメントをしていましたので今後に期待できますね。
      隠れ優待あるんですね、知りませんでした。情報ありがとうございます。

  2. ウィニングチケット より:

    バフェット砲の援護射撃を私も受けました。
    私は三菱と住友をホールドしておりまして
    急激な値上がり&
    ニュースにびっくりです。

    こんなニュースが出るとは露知らず
    (住友最低単元はホールド継続していますが)
    それ以外はいつものように高値で売り指値をしていたら
    見事売却されていました。
    コロナ後の最高値付近で指値していたのですが一瞬でもっていかれましたね。さすがバフェット砲、おそるべし

    このニュース知っていたら売り指値もっともっと
    上げてバフェットと一緒にホールドしたかったところですが、残念。

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      おはようございます。
      おおー、2銘柄も持っていたのですね。
      それにしても株って買ったら下がるし売ったら上がりますよね。
      売却は残念でしたが「バフェットが評価する前から保有していたなんて我ながら見る目があった。」と自信を持って良いのでは?

  3. ひろー より:

    こんにちは。
    これは考え方によっては、コモディティ価格は底を打ったと言うことが言えて、なおかつ半導体の需要も回復していく回復期にあると言う見方はできませんかね?
    そうなると、日本株では村田製作所や信越化学なんかも半導体や材料の需要の回復期待として持ってみても面白そうですよね。
    当方は村田製作所の決算の数字とコンセンサス上に行ったのを確認して100株打診買いしてみました。

    • naobito より:

      ひろーさん
      特にコモディティがひろーさんの見立てどおり底打ちだと非常にありがたいのですが。
      ただ時間はかかるでしょうが、まだ以前のような価格に戻ると思ってはいます。

  4. みずほ より:

    驚きました。それだけアメリカ株が上がってしまい、買えるものがなくなったのですかね。
    買値が手頃で、伊藤忠を持っています。三菱はその時高かったし…。伊藤忠は例のアベノマスクについて、決算報告に説明文が入っていました。納期が厳しく、検品する十分な時間がなかったとの事。費用も書いてあったかな。海外工場だと保管と衛生の管理が今一なんですかね。
    まぁ、布には虫がつくものですが。

    伊藤忠はバフェットニュースでの上昇は低かったようですが、今まで順調で私的優良銘柄です、数少ない。
    商社株って、いかにも素人よのう〜と笑われそうなので黙っていましたw

    • naobito より:

      みずほさん
      おおー、みずほさんは商社株お持ちだったんですね。
      伊藤忠って安倍のマスクにも関わっていたんですね。
      いやいや、素人どころかあのバフェットが購入するんですからりっぱな玄人株だと思いますよ~。

  5. そだお より:

    正直者さんこんばんは。

    バフェットよりも前に三菱商事を買っていたそだおです。
    (こんなこともう2度と起きないだろうから書かしてくださいませ)

    バフェットが日本の商社株を買ったことは驚きですが、カナダの金採掘会社であるバリックゴールドを買ったことも驚きでした。

    金鉱株に商社株。
    バフェットさん、今後インフレになると考えているのかなぁ

    • naobito より:

      そだおさん
      バフェットに先んじていたそだおさん、おはようございます♪
      金鉱株に商社株、確かに今後のインフレを織り込んでの事なのかもしれません。
      その意味で先般のFRBの金融政策の変更(2%超の物価容認の新たな指針)がさらなる後押しとなったのかもしれませんね。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です