8月10日に持株の幸楽苑ホールディングス(7554)が株主優待制度の変更に関するお知らせをリリースしました。
その内容は以下のとおり。
今回の変更点ですがまずは楽天ポイントを廃止したこと。
この変更に関しては還元率の低さから楽天ポイントを選択する株主が少なかったと推測されることから改悪とまでは言えないと考えています。
そしてもう一つの変更がデジタル優待券から「紙の」優待券への変更と1,000円単位から500円単位への引き下げ。
こちらの変更についてリリース文書には「株主様にとって使い勝手の良い紙の「優待券」へ変更させていただきます。」とありますが、今さら紙に逆戻りってどういうつもり?
って思ってしまった。
これは推測ですが「デジタル優待券は、株主様からのご意見を踏まえ」と書かれていることから、多くの年寄り株主から「スマホすら満足に使えんのにわしゃデジタルなんかどうやって使っていいかわからん!」という文句が出たのではないでしょうか。
もうそうだとしたらこれも今日本にはびこる老害の一つと言ってよいでしょう。
一方1,000円単位から500円単位への引き下げについては実質的な改善と言ってよい。
デジタルにせよ紙にせよおつりがでないわけで、特に一人で使用する場合幸楽苑で1,000円以上使うことはなかなかないわけですから。
ということで、とりあえず今回の変更は改悪とまではいかないことからホールドとしますが、いまだ赤字から脱却できないこの銘柄の場合、いつ何時実質的な改悪がリリースされるかわからない。
これだけは心に留めておく必要があると考えています。
(通期黒字予想に変更なし、も上半期が赤字予想の銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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