12月11日にヘルスケア大手のジョンソン エンド ジョンソン(JNJ)から配当金を受領しました。
ジョンソン&ジョンソンの増配タイミングは6月の支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり1.24ドルの配当となっています。
この銘柄を初めて購入したのは2008年、その後2011年に買い増しし現在に至ります。
これまでの配当金の積み上がり状況は以下のとおりとなっており、総投資額83.1万円に対する総配当受領額は74.1万円、投資回収率は89%にまで達しています。
直近の業績ですが、現地時間の10月15日に発表した2024年第3四半期決算は前年同期比で増収(+5.2%)減益(+9.0% - 調整後1株利益ベース)。
ただアナリスト予想との比較では以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を上回っています。
そして今期2024年通期予想は、売上(会計基準ベース)は前回予想の880億ドル~884億ドルから884億ドル~888億ドルへ上方修正、一方調整後1株利益はVウェーブ買収の影響を反映し前回予想の10.00ドル~10.10を引き下げ9.86ドル~9.96ドルとしています。
通期予想利益の引き下げは残念ですが、その理由は上記のとおり8月に発表した非上場の心臓関連医療機器メーカーVウエーブ買収によるもの。
買収と言えばジョンソン エンド ジョンソンは、上記買収に加え心疾患向け医療機器メーカーのショックウェーブ・メディカル、スイスのバイオ医薬品企業ヌマブ・セラピューティクス子会社、さらに米バイオ医薬品企業イエロージャージー・プロテオロジックス(Proteologix)買収と矢継ぎ早に買収を実施。
それら買収関連費用により利益が圧迫されているわけですが、主力医薬品が独占販売権の期限切れにに直面する中将来への布石のためであり、ホルダーとしては長い目で買収効果を見てあげたいと考えています。
(今年後半にベストセラー医薬品(乾癬(かんせん)治療薬「ステラーラ」)が後発薬との競争に巻き込まれ始めた銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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