10月21日に電力と天然ガスのサービスを提供するエクセル エナジー(XEL)からの配当を受領しました。
エクセル・エナジー(Xcel Energy Inc)は電気と天然ガスの配送会社である。
【事業内容】
NSP-Minnesota、NSP-Wisconsin、PSCo、SPSの4つの公益事業子会社を通じて、約380万の電力顧客と220万の天然ガス顧客にエネルギー関連製品とサービスの包括的なポートフォリオを提供する。
2つのセグメントを通じて事業を展開する。
規制電力セグメントは、コロラド州、ミシガン州、ミネソタ州、ニューメキシコ州、ノースダコタ州、サウスダコタ州、テキサス州およびウィスコンシン州で電力の生成、購入、送電、配電および販売を行う。
さらに、このセグメントには再販のための販売が含まれており、米国内の各種な事業体に卸売送信サービスを提供する。
規制電力セグメントには、商品の卸売および取引業務も含まれる。
規制天然ガスセグメントは、主にコロラド、ミシガン、ミネソタ、ノースダコタ、ウィスコンシンの一部で天然ガスの購入、輸送、貯蔵、流通、販売を行う。
(SBI証券より)
この銘柄の場合、増配タイミングは4月支払い時ということで、今回も前回同様1株当たり0.57ドルの支払いとなっています。
直近の業績ですが、7月31日発表の2025年第2四半期決算は、売上は電力需要の増加により前年同期比8.6%増収の3,287百万ドル。
また1株利益及び特殊要因を除いた1株利益(継続的利益)はともに前年同期の0.54ドルに対し0.75ドルと38.9%の増益となりましたが、これは主に運営・メンテナンス費用、減価償却費、および利息費用が増加したものの、インフラ投資の回収が増加したことによるもの。
アナリスト予想との比較は以下のとおりとなっており、調整後1株利益ともに予想を上回っています。
そして注目の1株利益(継続的利益)の今期通期見通しは前回見通しの3.75ドル~3.85ドル、前期実績の3.50ドルに対し7.1%~10.0%増を維持しています。
さらに以下のとおり長期目標を維持しています。
・長期的な年間EPS成長率を6~8%にする。
・年間4%から6%の増配。
・配当性向50%から60%を目指す。
この銘柄の場合、過去10年間の1株利益(継続的利益)は以下のとおり毎期増益を続けているという確固たる実績がある。
ということで、過去の実績からすれば目標達成のハードルは決して高くないと考えているところであり、公益事業銘柄として関税の直接的影響が小さく、また景気感応度も低いばかりか配当の増加はなにより精神安定剤としての役割を果たしてくれており、今後も保有継続のスタンスに変更はありません。
(長期増配目標に過度な期待を寄せての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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