今月11月の投資ですが、投資資金は円換算で約25万円の予定となっており、引き続き3月から毎月愚直に購入を続けている全米に2,000以上の店舗を展開するアメリカ最大のディスカウントストアチェーンのターゲット(TGT)のさらなる買い増しを考えています。
ターゲット(Target Corp)は、店舗及びデジタルチャネルを通じて、顧客に商品を販売する総合商品小売業者である。
【事業内容】
顧客に日用品とファッショナブルで差別化された商品を割引価格で提供する。
大半の店舗では、雑貨と食品を幅広く取り揃える。
商品のカテゴリーには、衣料品・アクセサリー、美容・家庭用品、食品・飲料、ハードライン、及び家庭用家具・装飾品が含まれる。
ほとんどの店舗は、17万平方フィート以上の広さがあり、従来のスーパーマーケットに匹敵する多様な雑貨と食品のフルラインを提供する。
デジタルチャネルでは、店舗で販売される多くの商品に加え、自営及び第三者が販売する補完的な品揃えを含む多様な商品と食品の品揃えを提供する。
ブランドには、「A New Day」、「Ava & Viv」、「Cloud Island」、「Favorite Day」等がある。
約2000の店舗と「Target.com」でサービスを提供する。
(SBI証券より)
直近の業績ですが、現地時間の11月19日に発表された2025年第3四半期決算(ターゲットの決算期は1月となっています。)は以下のとおり前年同期比で減収減益。
また注目の今期2026年1月期の通期見通しは、以下のとおり前回見通しの既存店売上高:1桁台前半の減少、1株利益:8.00ドル~10.00ドル、調整後1株利益:7.00ドル~9.00ドルに対し売上は見通しを維持したものの利益はそれそれ見通しを引き下げています。
第3四半期決算・通期見通しを見てもわかるとおり現在この銘柄を取り巻く環境は非常に厳しいわけですが、以下のとおり未来に向け明るい話題もある。
・来年の設備投資を50億ドル(約7800億円)へ25%引き上げ、店舗改装や新規出店、商品の品揃えやサービス改善に充てる計画で、サービスの品質や品切れ防止にも力を入れる予定
・人工知能(AI)の活用を通じてトレンド分析や顧客サービスの改善を目指しオープンAIと提携し、自社プラットフォーム上で消費者がChatGPTを使えるようにする計画を発表
また10月には業務の簡素化と意思決定の迅速化を目的に、10年ぶりの大規模再編として本社スタッフ約1800人を削減。
そして、
・予想PERが約10倍と依然として合理的な価格である。また配当利回りは5%を超えている。
仮に今回の買い増し後でもこの銘柄が株式資産全体に占める割合はいまだ2%に満たない。
最悪火中の栗を拾う結果に終わったとしても大やけどすることはないわけで、予定どおり全体の2%程度までは買い増しOKとの方針になんら変更はありません。
(連続増配年数のみを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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