10月14日付の記事「たった1年で配当収入を30万円以上増やせる方法があります。 但し、、、」で自社株の売却を検討していることを書きましたが、現在はインサイダー取引にはひっかからない時期であるものの、決行すべきかいまだに悩んでいます。
ご存知のとおり自社株についてはインサイダー取引を常に意識しなければなりません。
インサイダー取引とは
インサイダー取引規制の対象者が、
・会社の重要事実を知りながら、
・その情報が公開される前に、
・その会社の株券等を売買すること
また、取引規制の対象者とは、
・会社の内部者
・情報受領者
のことであり、
会社内部者とは、
・役員
・従業員
・派遣労働者等
を言います。
つまり、
会社の従業員等が会社の重要事項を知りながら、その情報がリリースされる前に自社の株を売買すること
は法律で禁じられているわけです。
そして、重要事項の代表的なものと言えば決算情報のわけで、上場企業では四半期ごとに決算内容を公表することから少なくとも決算日~決算発表日の間は売買ができない。
ということになります。
取引規制期間中はやる(売却する)気満々だったのですが、取引が可能になったとたん、いまだに躊躇している自分がいます。
やはり悲しき中高年サラリーマン、どうしても会社の目が気になってしまいます。
ただ現在の自社株の配当利回りは2%にも満たない状況。
よって損得勘定だけを考えれば、自社株を売却してより配当利回りの高い銘柄を購入すべきなのは明白。
また今後数年間は多額の教育費を支払う必要があり、配当のみしか投資に回せない状況下、自らのアーリーリタイアを達成するための目標年間配当額300万円を達成するためには自社株売却なしには非常に厳しい状況。
さらに仮に売却によって会社の心象は悪くなっても、法令、社内規則を順守している限り職を失うことはない。
(但し、部署異動(左遷)等、窓際職から更なる降格の可能性はありますが、、、)
ということで、すでに答えは出ているのです。
おおげさかもしれませんが、ここは清水の舞台から飛び降りる覚悟で売却の手続きを進めようと考えています。
(自社株の売却にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)