配当

プロクター&ギャンブルが10%もの増配発表 で再認識したこの銘柄の安定感

一般消費財メーカー大手のプロクター&ギャンブル(PG)が現地時間の4月13日、配当のお知らせをリリース、増配を発表しました。

プロクター&ギャンブルと言えば一昔前は優良銘柄の代名詞でしたが、売上の伸び悩み等により増配率も右肩下がりとなっていましたが、以下のとおり2017年以降は右肩上がり、そして昨年2020年は新型コロナ流行による巣ごもり需要もありさらに増配率をアップさせています。

もちろんその背景には、同時期の稼ぐ力を表す営業キャッシュフローマージンの増加があることは言うまでもありません。

ということで前置きが長くなってしまいましたが、今回のリリース内容ですが次回5月17日支払いの配当はこれまでの1株当たり0.7907ドルから0.8698ドルへと約10%もの増配となりました。

P&Gと言えば連続増配、ということで今回の増配でなんと65年連続増配達成となります。

さらにこの銘柄は1890年の会社設立以来、何と131年連続で配当を支払い続けている。という事実も見逃してはいけません。

そう、この銘柄に感じるのは安心感、それも抜群の。

もちろんそれは上記の増配率や営業キャッシュフローマージンの数字しかり、

そしてここ最近はほぼ2倍に張り付いている財務の安定性を示す有利子負債営業キャッシュフロー倍率しかり。

有利子負債営業キャッシュフロー倍率とは、簡単に言えば今ある借金を毎年の稼ぐ力で何年で返済できるか?という数字(年数)であり、数字が少なければ少ないほど返済能力が高い、つまり財務的に安定しているということになります。

<計算式>

有利子負債営業キャッシュフロー倍率=有利子負債÷営業キャッシュフロー

直近1年の株価(青)は市場平均(ダウ平均-赤)をアンダーパフォームしていますが、意に介さず、この銘柄を手放すつもりはありません。

(増配を続けるも直近のトータルリターンで市場平均に劣る銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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