5月17日にプロクター&ギャンブル(PG)からの配当を受領しました。
P&Gはいまさら説明不要でしょうが、洗剤、家庭用品、衛生用品、ヘアケア製品、化粧品などの製品を製造・販売する世界的な消費財メーカー。
日々流れるCMとともに、アリエール、ボールド、ファブリーズ、パンパース、パンテーン、マックス ファクターなどの商品は日本でも深く浸透しているのではないでしょうか。
そのP&Gですが増配タイミングは今回5月支払い時となっており、すでにリリースされたとおり前回の1株当たり0.8698ドルから0.9133ドルへと5%の増配となっています。
この銘柄を初めて購入したのが2009年、その後2010年、2011年と買い増しを実施して現在に至ります。
現在までの配当の積み上がりは以下のとおりとなっており、総投資額88.4万円に対する配当受領総額は49.4万円、投資回収率は56%と投資額の半分を超えています。
直近の業績ですが、4月20日に発表した第3四半期決算(P&Gは6月決算会社)は原材料費や輸送費の増加によりグロスマージンは減少したものの、値上げによる売上増や販売管理費の削減等により会計基準ベースでの1株利益、特殊要因を除いた調整後1株利益ともに前年同期の1.26ドルから1.33ドルへと6%の増益を達成しています。
さらに以下のとおり売上、利益ともにアナリスト予想を上回っています。
また今期2022年の通期予想ですが、コスト増加により1株利益の方は前回予想を据え置いたものの、売上は前回予想を上方修正しています。
以上、インカムゲイン投資家として66年連続増配中のこの銘柄を現時点で売却する理由は見当たりません。
(原材料費と運送費の増加が続いている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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