銘柄研究

すかいらーくの2022年第2四半期決算、赤字拡大、期末配当未定以上にがっかりしたこととは?

少々前の情報となり恐縮ですが、ファミリーレストラン等を展開するすかいらーくホールディングスが8月12日に第2四半期決算を発表しました。

(すかいらーくは12月決算、また国際会計基準(IFRS)を採用しています。)

すかいらーくと言えば、当方が妻への心証を良くするため、というかゴマすりのため優待狙いでモニターを続けている銘柄。

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概要は以下のとおり。

 

まず売上は既存店売上高が前年同期比10.8%増と好調で、全体では前年同期比12%の増収と健闘。

但し、感染者数の爆発的な増加と長期化によりガイダンス売上高に対しては大幅な未達。

そして利益の方は、原材料価格や光熱費の上昇などインフレの進行、閉店に伴う減損損失及び給与計算に関する臨時損失計上等により約28億円の赤字となり前年同期比で約23億円の悪化となっています。

また注目の配当ですが、中間配当は第1四半期決算開示時公表したとおり無配、そして期末配当に関しては前回予想の6円に対し今回”未定”としています。

最後に今期の通期予想ですが、以下のとおり期首の予想に対して売上は7%の減収、そして当期利益は赤字転落と大幅に下方修正しています。

以上、さすがのすかいらーくもインフレ圧力には勝てなかった、ということでしょうか。

となるとやはり気になるのは株主優待ですが、こちらに関しては変更はありませんでした。

ということで、当方がっかり。

その理由は赤字幅の拡大でも期末配当未定でもなく、株価。

発表直後の株価こそ下落したもののその後は1,500円台で持ちこたえている状況。

通常これだけの悪い決算を出せばもっと下落してもよいはず。

「もしがっつり下がってくれたら買ってもいい、いや、即行で買うしかない!」と思っているのですがなかなか下がってくれない。

それもこれも優待の魅力のお陰。

逆に言えば優待を改悪すれば下落するのでしょうが、それでは買う意味がない。

ということで難しい決断を迫られているシニア投資家なのでした。

(優良優待銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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