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マクドナルド(MCD)が現地時間の10月27日に第3四半期決算を発表しました。
その概要は以下のとおり。
まず売上ですが、前年同期比で5%の減収ですが為替の影響を除くと2%の増収となりました。
既存店売上ベースで見ると、おひざ元の米国での前年同期比6.1%の増収をはじめすべての地域セグメントで増加し全体ではアナリスト予想を上回り前年同期比で9.5%の増収を達成しています。
中国は引き続き新型コロナの影響もあり低迷したものの、ドイツ、オーストラリア、フランス、ブラジル、日本などが好調でした。
また利益の方ですが、会計基準ベースでは営業利益で7%の減益ですが為替の影響を除くと1%の増益、また潜在株式調整後1株利益は6%の減益となりましたが為替の影響を除くとほぼ横ばいとなっています。
そして特殊要因(前年の日本マクドナルドの株式売却に関連した利益)を除いたいわゆるNON-GAAPベースでの1株利益は2.68ドルと前年同期の2.76ドルに対し3%の減益となっていますが、為替の影響を除いた場合は4%の増益。
ということで、(ある意味未曾有の)ドル高の影響が大きかったことがわかります。
最後にアナリスト予想との比較では、以下のとおり売上、1株利益ともに予想を上回っています。
以上、インフレ下にあって第2四半期に続きまずまずの決算。
ということで、
売上×〇、利益×〇 =ホールドとします。
(相変わらず通期予想を開示しない銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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