退職金の運用について前回その候補としてVYM(バンガード・米国高配当株式ETF)を取り上げたわけですが、現在の個別株での米国株投資とある意味丸かぶり、ということで今回新たな候補を考えてみました。
それがこちら。
そう、ドル定期。
御覧のとおり現在の1年ものの定期の金利は4.1%と極めて魅力的、というか1年とは言え前回紹介したVYMの分配利回り3.16%よりはるかに高い。
しかも当たり前の話銀行預金なので元本保証。
これであればとりあえず1年運用して、その後米国が利下げしてもVYMの利回りよりも高ければそのまま運用を続ければいい。
「うーん、素晴らしい。なんで今まで気づかなかったんだ。これしかない!」
とここで、
「いやいやいや、あなた前回自身の資産の約8割がドル資産って言ってたでしょ。いくら定期預金って言ったってこれじゃ9割以上、というかほとんどがドル資産になっちゃうじゃないの!」
というツッコミが入りそう。
おっしゃるとおり。
返す言葉もありません。(汗)
ただ長期的な円安ドル高(※注)を投資の基本に据えている当方としてはどーーしてもドルに傾いてしまう。
※注
為替の基本は2国間の経済力の差。
急速に進む少子高齢化もそうですが悲しいかな資本主義国家とは名ばかり、与野党を問わず現在の社会主義的政治、また社会主義的制度の元で日本が以前のように経済大国ニッポンとして復活することはないと思っています。
さらに増加を続ける国債残高+日銀の掟破り(財政ファイナンス実施)の巨額国債購入で、いずれかのタイミングで国債バブルははじけると予想しています。
これが当方が短期はともかく長期的な円安ドル高を予想する理由。
しかし当たり前の話為替リスクをゼロにすることはできない。
ということで、他の商品での運用を模索し始めた米国一直線のインカムゲイン投資家なのでした。
(退職金の運用にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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ドル定期じゃなければ次は金・ゴールド❓実物資産という事で。
ウクライナ戦争で国家(露と中)が買い増しているとのニュースを見ました。本当に世界戦争になったら金が信用できる資産になるのでしょうか。
欲しい気がするけど高値だし円安だし。
平和でありますように。
みずほさん
こんにちは。
有事の金。
確かに戦争、各国金融緩和によるマネーの過剰供給等があり金価格は絶賛上昇中。
裏を返せば世界が不安にさいなまれている状況かと。
本当に世界が平和でありますように。
こんばんは。
あまり選択肢は多くはありませんが、
残存期間が2〜5年程度の米国ドル建て債券にいくらか投資しておくのはどうでしょうか。
SBI証券でもストリップス債ではなくクーポン付き米ドル建て財務省証券(いわゆる米国債)が購入できたはずですし、まだまだ利回りが高い状態なので、何割かを置いておくにはいい場所かなと思います。
※但し6/1当たりに連邦政府の債務上限問題でかなり荒れるのが想定されるため、7月か遅くても9月頃にエイヤッと入れておくのもいいかなと思います。
ひろーさん
おはようございます。
米国債、なるほどその選択肢もありますね。
確認したところSBI証券では何本か既発債を取り扱っていました。
情報ありがとうございました。
こんばんわ。
正直者さんは長期ではドル高円安と見てあるのですね。
かくいう私も超超超円安超ドル安で紙幣は数年はまだ保っても、長期ではほぼ紙切れと思っています。金か株式か、、現物でポルシェかロレックスくらい持たないとなぁと思います。
ウィニングチケットさん
おはようございます。
ハイ、超超超円安超ドル高派です。
ウィニングチケットさんはそれで金投資もされている、納得です。
ポルシェかロレックスですが、前途有望のウィニングチケットさんなら本業の稼ぎで楽勝で購入できるのでは?