半導体大手のブロードコム(AVGO)から4月1日に配当を受領しました。
この銘柄の増配タイミングは前回1月支払い時。
1株当たり3.60ドルから4.10ドルへと14%もの増配率となったわけですが、もちろんそれは好調な決算ゆえ。
ちなみに3月3日にリリースされた直近2022年第1四半期決算は売上、利益ともに好調。(ブロードコムの決算期は10月)
また若干ではありますがアナリスト予想も上回っています。
さらに2022年第2四半期(2月~4月)の予想売上は以下のとおりとなっており、こちらもアナリスト予想を上回りました。
しかも2022年12月末を期限とした100億ドルを上限とする自社株買いまで発表している。
ということになればちょっと気が早いかもしれませんが、次回の増配発表が非常に楽しみ。
そこで、自社株買い実施による来年の増配へのインパクトを以下のとおり勝手試算してみました。
・平均買い付け単価を600ドルと仮定すると総買い付け株数は、
・100億ドル÷600ドル=約1,667万株
・1月末時点の株数が約4億1千万株。
・よって、自社株買いによって約4%株数が減ることになる。
つまり仮に金額ベースで増配しない場合でも、自社株買いによって4%程度の増配を実施できることになる。
しかし米国では今年から来年にかけて利上げが待ち受けている。
ましてやその上げ幅は過去最大とも言われている。
さらに長短金利差縮小は景気後退の何よりの証左、と言われている。
つまり半導体銘柄はこの先試練が待ち受けている。
そんなことは百も承知。
ただこうやってあれやこれや試算し次回配当に期待を寄せることも株式投資の楽しみの一つ。
そんな風に考えています。
(景気敏感銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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