配当

プロクター&ギャンブルが配当のお知らせをリリース たとえ増配タイミングでなくともニンマリしてしまう理由

少々前の情報となって恐縮ですが、生活用品大手のプロクター&ギャンブル(PG)が、現地時間の1月9日に配当のお知らせをリリースしました。

その内容ですが、2月15日(もしくはそれ以降)に1月19日時点の株主に対し1株当たり0.9407ドルを支払う。

というもの。

実は当方、この銘柄の配当のお知らせを見る度に思わずニンマリしてしまいます。

って言うと、

「いやいや、確かP&Gの増配タイミングの配当のお知らせは毎年4月(5月支払い)のはずで今回のタイミングでは増配はしない。いわば何のサプライズもないしごく当たり前の内容。なのになぜほほが緩むの?」

という冷静な突込みが入りそう。

その理由はリリース文章の後半に登場する以下の内容。

・P&Gは1890年の会社設立以来133年連続で配当を支払い続けている。

・P&Gは67年連続で増配を続けている。

・これらの事実は株主還元への当社のコミットメントを示している。

1890年と言えば、日本では明治時代。

そんなはるか遠い遠い昔から今日まで、P&Gは黙々と愚直に配当を支払い続けて来たのです。

そして何より素晴らしいのは67年もの長きに渡り増配を続けていること。

25年をはるかに超える、というか2倍以上の配当王とも言うべき配当貴族中の配当貴族銘柄。

67年間と言えば、この期間にはブラックマンデーがあり、ITバブルがあり、リーマンショックがあり、そして新柄コロナ(ショック)があった。

そんな時でもこの銘柄は当たり前のように増配を続けて来た。

インカムゲイン投資家にとってこれほどの安心感が他にあるでしょうか。

ということで、今後も無理のない増配を続ける限り、

この銘柄と歩みを共にするつもりです。

(67年連続増配を盲信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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