ヘルスケア大手のジョンソン エンド ジョンソン(JNJ)が現地時間の4月18日に第1四半期決算を発表した事はすでに記事にしていますが、例年同様配当のお知らせもリリースしました。
その内容は以下のとおり。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは本日、取締役会が四半期配当を1株当たり1.13ドルから1.19ドルへ5.3%増額することを決議したことを発表しました。
年間ベースの配当金は、従来の1株当たり4.52ドルに対し、4.76ドルとなります。
次回の四半期配当は、2023年5月23日の営業終了時点の株主名簿上の株主に対し、2023年6月6日に支払われます。配当落ち日は2023年5月22日です。
これで配当貴族銘柄の基準である25年連続増配の2倍をゆうに超える61年連続増配を達成。
そして何より素晴らしいのが安定感抜群の増配率。
それも5%を超えるレベルを維持し続けている。(※以下は年間ベース)
さすがはジョンソン&ジョンソン。文句のつけようがない。
但し、今後の増配には注意が必要。
これまでどおりに行くとは限らない。
その理由がすでに発表されているケンビューとして上場する消費者向け事業のスピンオフ。
スピンオフ完了によってジョンソン&ジョンソンホルダーは2銘柄を保有することになるわけですが、この2社がこれまでどおりの増配を実施するとは限らない。
特に新生ジョンソン&ジョンソンは処方薬(新薬)ビジネスの拡大に軸足を移すことになる。
となれば開発費を重視さぜるを得ない。
一方ケンビューは他社との激しい競争にさらされることになる。
ということで、これまで以上に決算や開示情報等のこまめなチェックが必要、と考えているところです。
(年内に消費者向け事業のスピンオフを控えている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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