配当

ペプシコより配当金受領 ロシア侵攻による影響にかかわらずこの銘柄の保有を続ける理由

4月1日に食品、飲料大手のペプシコ(PEP)からの配当金を受領しました。

ペプシコの場合、次回7月支払い時が増配タイミングとなっており、今回も前回同様1株当たり1.075ドルの配当となっているわけですが、すでに現地時間の2月10日に第4四半期決算発表と合わせ配当のお知らせをリリースしており、1株当たりの年間配当金額を従来の4.30ドルから7%増配の4.60ドルにすることを公表しています。

つまり増配後の配当、四半期ベースで1株当たり1.15ドルの配当が次回支払い予定の配当から適用されます。

この銘柄を初めて購入したのが2009年、そしてその後2010年、2011年と買い増ししていますが、今回の配当分を含む過去の積み上がりは以下のとおりであり、現時点での配当受領総額は約52.1万円、総投資額90.6万円に対して投資回収率は58%まで来ています。

そのペプシコの直近2021年第4四半期決算ですが、以下のとおり売上、利益ともにアナリスト予想を上回っています。

また、2022年の通期予想の方は以下のとおりとなっており、前期比で調整後1株利益は8%の増加とこちらもアナリスト予想の7.5%増を上回っています。

もちろんこの銘柄に限らず現在はロシア侵攻という大きな懸念材料がある。

ペプシコの場合、営業利益ベースで見るとヨーロッパ地域が全体に占める割合は10%とそれほど大きくはないものの、地域別の主要工場でヨーロッパ地域の3工場のうち2工場がロシアにある。

ただ当方この銘柄の保有継続に迷いはありません。

ペプシコと言えばもちろん配当貴族銘柄であり、1965年以降四半期ベースで配当を払い続けており、半世紀、50年もの長きに渡り連続増配を続けているいわば配当王とも言うべき銘柄。

その50年の間に世界で何が起こったか?

オイルショックがあり、ブラックマンデーがあり、ITバブル崩壊があり、リーマンショックがあり、そして現在も続く新型コロナショック(大流行)があった。

そんな中にあってもこの銘柄は黙々とかつ淡々と増配を続けて来た。

これ以上の安心感があるでしょうか?

(直近の決算は好調もロシア侵攻の影響を確実に受ける銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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