配当

マクドナルドが配当のお知らせをリリース 第2四半期決算でのサプライズを期待する理由

マクドナルド(MCD)が現地時間の7月21日に配当決議を行いました。

その内容ですが、9月1日時点の株主に対して1株当たり1.25ドルの配当を9月15日に支払う、というもの。

マクドナルドの増配タイミングは通常12月の支払い分ということで、今回の配当も前回6月支払いと同額。

何のサプライズもありません。

しかしいまだ多くの国で新型コロナウィルス感染が終息せず先行き不透明の中、投資家にとってこの当たり前の配当が何よりうれしい。

そしてこの銘柄の場合、これまでの業績が更なる安心感を与えてくれます。

それがこちら。

まず利益の推移。

御覧のとおり営業利益率はその高さもさることながら、1株利益とともに右肩上がり。

そして営業キャッシュフローマージンも見事。

もちろん上記を反映して増配率も好調。

連続増配年数は43年にも及んでいます。

って書くと、「いやいや、過去が素晴らしいのはわかったけどさすがに今回のコロナで第1四半期決算は減収減益。さらに新型コロナの影響が全期間に及んだ第2四半期はもっと悲惨になるよ~。」

という冷静な突込みが入りそう。

ただそうなったらむしろチャンス。

そこでネガティブサプライズの失望売りが出て、株価が激下がりしてくれて現在の2%台の配当利回りが4%を超えて来たら喜んで久しぶりに買い増しするだけ。

って考えているのですが、楽観的過ぎるでしょうか?

何はともあれ、7月28日発表予定の第2四半期決算に注目です。

(テイクアウトはできるものの、多くの店舗を抱える銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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