12月13日にエネルギー銘柄のエクソン・モービル(XOM)から配当を受領しました。
今回の配当額ですが、現地時間の10月27日に発表したとおり、これまでの1株当たり0.87ドルから1セント増配の0.88ドルとなっています。
これで39年連続増配を達成、しかも通常4月増配のお知らせを出すこの銘柄が2021年のぎりぎりになって増配を実施したわけで、まさに”執念”の増配と言えるでしょう。
直近の業績ですが第3四半期決算は原油価格上昇により、以下のとおり売上、利益ともにアナリスト予想を上回る結果となっています。
ただここに来て、原油備蓄放出や変異株オミクロンの感染拡大によって原油価格の方は一時の勢いがなくなって来たことは事実。
ただ当方、現時点ではあまり心配していない。
その理由は、以前お伝えしたとおり2022年以降の12~24ヶ月間の期間で最大100億ドルの自社株買いを発表しているから。
さらに12月1日に公表された2027年までの事業計画では、2019年比で利益とキャッシュフローを2027年までに倍増させるプランとなっている。
しかもアップストリーム事業の投資とリターンの計画においては、その前提条件を1バレル当たり35ドル以下の価格レベルで設定しており、極めて保守的な条件での数字となっているから。
むろん会社の計画というものは、会社の思い、期待が強く反映されていることは百も承知。
そして経済・経営環境の変更に合わせ都度リバイスされていくもの。
しかしそれらを踏まえた上でも期待してしまう。
「ちょっと思い入れが強すぎるのでは?入れ込み過ぎでは?」
と言われれば返す言葉はありませんが、同じ投資家であればこの期待、わかっていただけるのではないかと、、、
(依然として新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るう中、エネルギー銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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XOM株は手放してしましましたが、
「まさに”執念”の増配」に
同感するとともに敬服します。
Rsingballさん
こんばんは。
すでに手放されていたのですね。
今回の増配もそうですが何よりコロナ下でも配当を維持したことが大きい。
この銘柄の配当にかける意気込みとロイヤルダッチシェルとの姿勢の違いが明らかになったと思っています。