決算発表

ダウの第4四半期決算 購入気分が高まったのは株価5%上昇が理由ではなく、、、

素材科学大手、ダウ(DOW)が現地時間の1月29日に第4四半期決算を発表しました。

会社概要

ダウは、科学と技術を組み合わせてソリューションを開発している素材科学会社です。

そのポートフォリオは、6つのグローバルビジネスユニットで構成され、3つの事業セグメントに分類されています。

機能素材とコーティング、工業用中間体とインフラストラクチャ、そして包装と特殊プラスチックです。

同社の製品は、コーティング、ホームケア、パーソナルケア、耐久財、接着剤、シーラント、食品及び特殊包装など、さまざまな用途に使用されています。

さらに同社は8つの研究開発(R&D)センターを備えたグローバルな開発ネットワークを運営しています。

この銘柄について購入検討を始めたことは書きました。

2020年はダウ購入を考え始めています2020年はダウ購入を考え始めています。 但し、ダウ、と言ってもダウ平均のことではなく、個別銘柄のダウ(Dow Inc.)の方。 ...

ただその時はこの会社が誕生してからまだ間もないこと、さらには化学事業銘柄ということで業績が景気動向、そして原油価格に影響を受けることから、「現時点で購入するのは、、、」というためらいがありました。

何はともあれ決算の概要から。

まず売上高は前年同期比で15%の減収。

セグメント別の内訳は以下のとおりすべてのセグメントで減収に終わっています。

利益の方ですが、会計基準ベースでの1株利益は3.14ドルのマイナスとなっていますが、のれんの減損やリストラ費用等の特殊要因を除いた場合0.78ドルとプラス、但し前年同期比では27%減に終わっています。

以上、はっきり言って惨憺たる内容、しかし発表当日の株価は売上、利益ともに市場予想を上回ったことから5%以上の上昇で終えています。

そして一番の注目、営業キャッシュフローマージン(累計)は以下のとおり大幅に改善。

ということで、当方の心は大きく揺れ動き始めました。

前述のとおりこの銘柄は景気に大きく左右される、そして景気の先行きは決して良好とは言えない。

ただ現在の配当利回りは5%を超えている。

さらにダウはマスクの販売も行っており、コロナウイルスの発生で需要が高まっている、などと言う情報も耳に入って来た。

となれば、

・減配さえしなければ、

・やけどしない程度の購入額だったら、

という思いが強くなってきました。

まだ次回購入まで時間はありますから大いに悩みたいと思います。

(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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