前回の記事はこちら。
こうしてサラリーマン生活で二度のメンタルダウンを経験した当方ですが、両方に共通するのが、つらいこと、苦しいことから逃げ出したい、という気持ち。
自分の場合、その気持ちが発端でそれが長くなると、メンタルダウンを発症してしまう。
さらに言えばこの気持ちがある一定の線を超えるとメンタルダウンを発症してしまう。
そう考えると、自身の人生を振り返ると以前から「そのけ」はあった。
例えば小学校の時、全校生徒の前で発表することになったのだが、発表当日突然具合が悪くなったり。
中学の時部活の大会前に、ジュースを大量に飲んで具合を悪くし大会に臨んだり。
高校の時、陸上大会で自分が走る時間が近づいて来たら耐え切れなくなり、行方をくらまし教室にいたところを発見されたり。
大学時代、就職活動期間のさなか原因不明の、というか当時は原因不明だと思っていためまいに悩まされたり、、、
そういう意味で自分の人生はつらいことから逃げる人生だったと思います。
そして当時はメンタルケアなどという言葉もない時代。
今であれば、「あれ、ちょっとこれはおかしい。」と親が病院に連れて行ったのかもしれませんが、
「この子は気の小さい子。」
ですまされていた。
自己弁護するわけではないですが、幼い頃からこういう行動に出ていたということはある意味持って生まれたもの、そういう因子があったのではないかと思っています。
結局この年になるまで、60歳になるまでいわゆる逃げの人生を送って来た当方ですが、そんな自分でも偶然にも逃げ場、いや居場所を見つけることができた。
それが投資、株式投資という場。
2004年から日本株への投資、そして投資の場を広げた当方、多額の損失を被って来た。
さらに2008年から始めた米国株投資でも一時は2,000万円を超える含み損を抱えることになった。
ただそんな状況になってもなぜか逃げ出そうとは思わなかった。
これまでの自分であれば、真っ先に逃げ出していたのに。
いや、多額の損失の前にメンタルダウンしていただろうに。
これは本当に不思議でした。
ただこれまで自分がいわゆる”つらいこと”から逃げていたことを考えると、株式投資はツラいことではなかった。
そう、自分にとって株式投資は楽しいこと、楽しい場だった。
そんな場所から逃げるはずがないし、具合が悪くなるはずがない。
しかもその場所は60歳でのアーリーリタイアを可能にしてくれた。
自分年金、老後資金を作り出す場所となってくれた。
そんな場所を見つけることができた自分はなんて幸運なんだろう。
って今では心の底から思います。
もしこれまでの会社人生でツライことが多かった皆さんがいたら、決して悲観的にならないでください。
会社だけが居場所ではない。
もしかしたら株式投資がそんなあなたの居場所となってくれるかもしれません。
(人生における居場所探しにあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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こんにちは。
株式投資はサラリーマン生活では経験出来ない自己裁量権100%の世界ですよね。
サラリーマン生活を続ける事により発生する自己憐憫に対して、
よいバランサーになっていると思います。
「真の成功とは、ラットレースから抜け出して、心の平穏のために生きることである」
というナシーム・タレブの名言がありますが、
心の平穏を手に入れる手段のひとつかと。
(レバレッジ取引、デイトレ、スイングトレードは除いて)
では、では、引き続きどうぞよい日曜日をお過ごしください。
ツチヤ2号さん
本業と投資の関係ですが、バランスはどちらかに過度に偏るとまさに心のバランスもくずれてしまう。
これが当方の実感です。
特に株式投資はうまく行かなくなった時の対処を間違えると本業にも大きな影響を与えるので注意が必要ですね。
おはようございます。
株式投資のおかげで、本業にもまさに相乗効果が出ています。
もちろん、株式投資で得た、知識や分析を本業に活かすだけでなく、株式投資のおかげで資金に余裕ができて、心にも余裕が出来ました。また、株式投資を通して仲間が沢山出来て人脈が、広く広く広がったことも大きいなあと感じています。
一人でトレードをコツコツするのではなく、投資仲間との企業分析、先を読む推理は極上のサスペンスのようで、まさに上質の大人の趣味。
ウィニングチケットさん
こんばんは。
株式投資が本業に好影響を与えることができれば鬼に金棒状態。
さらに仲間が増え人脈が広がった。
ウィニングチケットさんにとって株式投資はいいこと尽くめですね。