私の投資履歴書

私の投資履歴書⑩-そして米国株投資 いきなりの洗礼

さて、これまで当方の投資遍歴を書いてきたわけですが、まだ肝心の投資についてはふれていません。

それはもちろん米国株投資。

その米国株、きっかけは藤巻健史氏。

藤巻健史プロフィール

藤巻 健史は、日本の債券・為替・株式トレーダー、経済評論家、政治家。

モルガン銀行(現JPモルガン・チェース銀行)東京支店長兼日本代表、ジョージ・ソロスのアドバイザーなどを経て、日本維新の会所属の参議院議員(1期)。

日本維新の会政務調査会長代行および、東京維新の会顧問、千葉維新の会代表、埼玉維新の会代表。

参議院財政金融委員会理事。参議院予算委員会委員を歴任。

学位はMBA。フジマキ・ジャパン社長、一橋大学経済学部非常勤講師(12年間にわたり毎年半年間・国際金融・デリバティブの講義を担当)なども務める。

現在は経済記事の執筆・講演会活動・経済番組への出演と解説を主な生業としている。

(ウィキペディアより)


実は当方、以前この方の大ファンでして初期の著書のほとんどを読破していました。

また、藤巻さん以前から大前研一さんのファンでもあったのですが、惚れこんだあげく大前さん自身が運営する会社、ビジネス・ブレークスルーに投資をした結果、多額の資金を失ってしまった、という苦い経験をしています。(泣)

その損失額については以下のカコ記事の中にあります。

私の投資履歴書⑦-木に登った豚、真っ逆さまに落下 日本株での惨敗さて、日本株と金投資で大成功をおさめた当方、その後もいい加減な投資方針のもと、日本株の買いをどんどんと進めていきます。 しかし所詮...

この2人に共通するのがインターナショナル、グローバル。特にアメリカ。

藤巻さんは上記プロフィールにあるとおり元モルガン銀行の東京支店長。

また、大前さんはマサチューセッツ工科大学博士であり、マッキンゼー日本支社長を経て、カリフォルニア大学ロスアンゼルス校大学院教授やスタンフォード大学客員教授を歴任。

更に奥さんはアメリカ人。

このお二人のいわゆる日本的な義理人情とは対極にあるアメリカナイズされた考えに共感した、といいましょうか。

そんな藤巻さんのブログを見ていたある日のこと、投資に関してこんなことを言っているのが目に留まりました。

「投資するなら日本株でなく米国株。それも銀行株がいい。シテイとかバンカメとか。」

これを見たのが2008年の初め、実はこの時シテイは前年から50%も下落していた。

しかし、「銀行出身&カリスマトレーダーだった藤巻さんが言うなら、しかも超円安論者の藤巻さんが。」

ということで、ろくに銘柄分析もせずに即行で購入。(安直)

購入した銘柄こそシテイグループ(C)だったのです。

まさかその直後にリーマンショックの嵐に巻き込まれるとは夢にも思わず、、、

(※将来何が起きるかなんて誰にもわかりはしない。だから常に最悪時に備えておく必要がある。これ重要!)

ということで、こちらが購入以降のチャートとなります。

御覧のとおりのありさま。

200ドルを超えていた株価が一気に30ドル台にまで暴落、、、、(唖然・茫然)

「くそー、買った途端にこのありさま。おまけに超円高、ふっ、藤巻めーー、いったいどうしてくれるんだぁーーーー!!」

と日々暴落する株価を見ながら思いました、正直。

ただなぜか米国株から手を引こうとは全く思わなかった。

何の根拠もなく。

今思うとそれは神のお告げだったのかもしれません。

(受け売りの投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

そしてついに現れたのは 神? それとも、、、次回に続く。

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POSTED COMMENT

  1. そだお より:

    正直者さんこんばんは
    本年もよろしくお願いいたします。

    正直者さんは藤巻健史さん経由で米国株に入ったのですね。
    しかもリーマンショック前の2008年初頭・・・
    前回のマングループといい、凄すぎるタイミングですね。

    私の投資履歴書⑨で書いたコメントを繰り返すしかありません。
    リーマンショックの頃に相当の大損害を被っているにも関わらず、そこから10年余りで配当金300万円突破。
    素晴らしいです。

    よくぞ米国株を見捨てませんでしたね。
    何故なんでしょう?
    米国駐在体験があり、米国企業の強さを肌で感じていたからでしょうかね?

    • naobito より:

      そだおさん
      こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
      そう、今振り返れば最悪中の最悪のタイミング。
      まさに盆と正月(の正反対)、宝くじで1等が当たるくらいの確率(ってちょっとおおげさ?)
      なぜ米国株を見捨てなかったのか?
      それは次回最終話をご覧いただければ、、と。

  2. みずほ より:

    あ~私も藤巻さんの本買いました。売れていましたよね。
    日本国債暴落で~経済はガラガラポンで~とかの内容の記憶がありますが、よく分からずにいました。
    この頃かな、香港に金融口座を作り日本では変えない商品に投資しよう、なんて方法もありました。仲介業者が連れて行ってくれて、口座開設の通訳もしてくれるという。
    怪しい詐欺ではなかったようですが、当人の英語での意思確認とかができないのは問題って事で規制がかかったと記憶しています。そりゃそうですね。
    今は簡単というか手軽に海外投資できて良い時代になりました。
    活用するかどうかは個人次第ですが、ちょっと面倒でも一歩踏み出した方がいいですよね。

    今年もブログ訪問をして勉強させていただきます。

    • naobito より:

      みずほさん
      超お久しぶりです!お元気そうで何よりです。
      (まだ読んでくださっていたのですね、感激です。)
      本年もよろしくお願いいたします。
      あ、みずほさんも藤巻さんの本買われたんですね。
      当時は仲介業者が香港まで連れて行ってくれて、口座開設の通訳もしてくれるなんて言うサービスがあったんですか?知りませんでした。
      それに比べれば今は本当に便利な時代になりましたね~。
      今後とも変わらぬご愛顧よろしくお願いいたします。

      • みずほ より:

        もちろん拝読いたしておりますよ~。
        なおびとさんの毎日欠かさないブログも投資も継続する力、続ける事も才能だと思い至ります。
        そう言えばマン・グループも聞いた事があります。
        海外投資情報に庶民もアクセスできるようになった黎明期だったのかな。アクセスというかネット検索すると知らない世界の扉がそこにありました。

        • naobito より:

          みずほさん
          変わらず読んでいただきありがとうございます。
          マングループ自体は立派な会社なんですけどね。
          日本の仲介業者の方もていねいに対応してくれましたし。
          ただいかんせんタイミングが悪すぎた、、、(汗)

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