先日Xを眺めていたらある方のポストの以下の文章が目に飛び込んできました。
いま、小さなことを多く積み重ねることが
とんでもないところへ行く
ただ一つの道なんだなという風に感じています
これ、誰の言葉かわかりますか?
もちろんタイトルのとおり年間最多安打を始めメジャーリーガーとして数々の金字塔を打ち立てたイチローさんの言葉です。
この言葉を目にした瞬間、思わず、
「あっ、株式投資と同じなんだな。」
と思ってしまった。
自身の投資人生を振り返ると、本格的に株式投資を始めた最初の年、2005年の年間配当金額はたったの6万円弱だった。
その後配当を決して他に振り向けることなく愚直に再投資に回すとともに地道に投資資金を捻出し続ける事20年。
たった6万円からスタートした配当金額は、円安というフォローの風にも乗って昨年400万円を突破するまでに成長した。
さらに現在500万円突破に向け着実に歩を進めている。
まさに一つの道を地道に歩んできたことでとんでもないところにいくことができた。
もちろんイチローさんと比べれば微々たる成果ではありますが、自分にとっては投資を始めた時点では想像もしなかったどんでもないところ(金額)まで来た。
と実感しています。
さらに言えばインカムゲイン投資を愚直に続けることがたった一つの道だった。
トータルリターン(成長性)の観点から見れば明らかに投資効率が落ちるとわかっているインカムゲイン投資。
ただ元来憶病者の自分にとっては、定期的に確実に入金される配当という存在が安心感をもたらし、心の、そして投資継続の何よりの支えとなった。
自分にとって最適な投資法と信じる事ができた。
そして歩みはカメのように遅くとも結果的には配当収入年間300万円という目標をクリア、予定どおり60歳でアーリーリタイアすることができた。
もちろん、
「S&P500等の市場平均に連動する商品に投資を続けていればより高いリターンが得られたのでは?」
という指摘はごもっとも。
ただ自分にとって個別株への配当投資という存在自体が人生の何よりの楽しみであり、この道を選択したことを決して後悔していません。
(トータルリターンが劣る可能性が極めて高い投資商品への長期投資に当たってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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