株式投資を長く続けるにつれ、つくづく
株式投資は性格が大きく影響する。
と実感するようになってきました。
ちなみに当方は気が小さい、いわゆる小心者で臆病者です。
「いやいや、普通に考えたらそもそも気が小さい人間が株式投資なんかしないんじゃないの?」
って言われそうですが、確かにそれは一理ある。
小心者に株式投資は向かない。
投資を始めてからこのことを痛感することになりました。
購入した銘柄の株価がちょっとでも下がろうものなら気になって仕方がない。
「あれれ、また下がってる。やっぱりこの銘柄に投資したのは失敗だったのかなぁ~。 これ以上含み損が膨らんだらどうしよう~。」
などと心配になり、仕事も手につかず。
一方上がったら上がったで、
「おー、こんなに上がっちゃってる。でもいつまでもこんな状況続くわけないよな~。こりゃー早いとこ売らないと。」
と心配になり。これはこれで仕事が手がつかず。(って結局ほとんど仕事してない?)
とこんなことを繰り返しているうちに多くの銘柄が塩漬け状態に。
結局損切りするはめになってしまいました。
つまり当方は株式投資の王道とも言えるキャピタルゲインを目指したがその性格が故に失敗した。
ただそんな小心者にも救いの手があった。
それがインカムゲイン投資。
インカムゲイン投資は配当収入を最優先する。
配当貴族銘柄等の優良配当銘柄に投資することでたとえ株価が下がろうが、
「いやいや、インカムゲイン投資は株価より配当だ。こんな中でも今年もまたきちんと増配してくれたんだから、インカムゲイン投資としては決して間違った道を進んでいないはず。」
と思うことができる。
つまり株価、といういわゆる砂上の楼閣とは違い、実際にキャッシュとして口座に入金する配当という強い拠り所が小心者に何よりの安心感を与えてくれる。
しかも毎年増配を続け配当収入が着実に増加することが小心者にとって更なる自信を与えてくれる。
そしてこれが継続への強いモチベーションとなる。
その結果、しっかりと結果もついて来た。
ということで、あらためて
「気が小さい人にとってインカムゲイン投資が最適、いや、最強の投資。」
だと信じています。
(何が何でも配当最優先の投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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こんにちは。
この気持ちわかります。
株価を見ながら買った銘柄は、表面的には業績が云々、景気が云々といいつつも結局、株価があがればすぐに売りたくなり下がれば塩漬け。。なんともうまくいかないものですね。
配当金しか見ない(当たり前ですが最低限のファンダは確認しつつも)というある意味盲目的なスタイルは素晴らしいと思います。
その考え方をちょっと自分なりにアレンジして私は、株価は見ないで配当金しか見ないを、株価は見ないで業績しか見ないという風に成長株投資には置き換えてアレンジしています。数十%くらいの株価の上昇や下降には右往左往せずに放置。業績は都度楽しみにのんびり企業の成長を見守る経営者目線でいるようにしています。
ウィニングチケットさん
こんにちは。
成長株の場合、「株価は見ないで業績しか見ない。」これ本当に正論だと思います。
但し、たとえ業績が良くとも株価が下落した場合インカムゲイン投資と違い配当という頼みの綱がないわけですから、より強い胆力が求められます。
そう考えた場合、経営者目線、というのがとても重要になりますね。
おはようございます。
はい、配当金が成長株投資の場合は1%とか2%ですので、
業績のみを見続けると大きな株価の下落時にやはり動揺してしまいがちですね。
経営者目線で株価の下落には対処するとともに、四半期決算でのデコボコは先行投資だ、種蒔きなのだと、経営者目線で株価の上下は無視、業績の多少の上下もノイズとそこはクールに見れるようになって来ました。ソレだけ経営者目線でいるためにも、業績の推移以上に実際の経営者の方の思考、ビジョン、コメントをしっかりチェックするようにしています。