配当

インカムゲイン投資家のお楽しみ 持株の投資回収率ランキング(2022年12月末現在)を公開します

今さら書くまでもありませんが、インカムゲイン投資家のお楽しみと言えば配当。

当方の場合、確定申告用も兼ねて配当金を受領する都度金額等を記録しているわけですが、それと同時に集計しているデータがあります。

それが、

銘柄ごとの投資回収率。

投資回収率とは、総配当受領額(税引き後)の総投資額に対する割合のこと。

例えば総投資額が100万円でこれまで受領した配当金の総額が10万円であれば投資回収率は10%といった具合です。

回収率が100%を超えれば投資分はすべて回収された(元が取れた)、つまり今後万が一会社が倒産して紙くずになっても損はしない、ということになります。(但し受領した配当をそのまま現金としてキープした、という前提での話ですが)

こうなればもう左うちわ状態、あとは余裕を持ってこのいわば”殿堂入り銘柄”を保有することができるわけです。

もちろん回収率は買い増しすればするほどその割合は下がってしまうわけですが、それでもこの数字を見るのは楽しいものです。

ということで2022年の最終集計を行いました。

その結果がこちらとなります。

 

こちらは投資回収率が50%を超えた7銘柄となりますが、残念ながらいまだ元を取れた(回収率100%超え)銘柄は出ていません。

第1位はアルトリア(MO)の78.8%、そしてマクドナルド(MCD)が78.1%で僅差の第2位、さらに昨年売却済のファイザー(PFE)が第3位で続いている状況となっています。

もちろんタラレバは禁物ですがこのペースで行くとあと2~3年でアルトリアとマクドナルドは念願の殿堂入り銘柄となりそうです。

参考までに金額ベースでの上位10銘柄は以下となります。

こちらは堂々の第1位は300万円超えでシェル(SHEL)。

現在はNISA口座で少額しか保有していないこの銘柄。

ロイヤル・ダッチシェルの時代にその高い配当利回りと第2次大戦以降一度たりとも減配をしていなかった、という安心感から多額の投資を行ったこの銘柄ですが、残念ながら新型コロナの前ではなすすべなく66%もの大減配を実施したためすでに大部分を売却済みとなっています。

そして第2位のアルトリアも300万円を超えていますが、早ければ今年、遅くとも来年には第1位の座を奪うことはほぼ確実な状況となっています。

さらに第3位のAT&T(T)も300万円近くにまで達していますが、昨年スピンオフに伴い大減配を実施していますので、今後の伸びはあまり期待できません。

当たり前の話ですが、投資回収率については投資期間が長ければ長い程、購入時円高である程、また買い増しをしなければそれだけこの数字は上がるわけで、この順位が決して真の実力を表しているわけではないのですが、「モチベーションアップ」の意味でその目的は十分、いや十二分に果たしていると言えるでしょう。

これら数字を眺めていると達成感を感じると同時にとても幸せな気持ちになります。

何はともあれインカムゲイン長期投資家の皆さん、一度お試しあれ。

(投資回収率のみを追い求めての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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