コラム

できの悪い人間にとって株式投資こそ最適な投資手段と言える理由

「できの悪い人間にとって株式投資こそ最適な投資手段である。」

と言うと、

「いやいや、反対でしょ。株式投資には専門的知識が不可欠。一体何言ってんの!」

と突っ込まれそう。

一般的に株式投資というと、高度な金融知識が必要、といったイメージがあるようです。

例えば株式投資用語である、

・PER

・PBR

・ROE

などを説明されても、

「一体何のこと?? さっぱりわからない。」

とそれだけで投資意欲が減退する方がいることは事実。

ただこれまで株式投資を長く続けて来た人間として、

さらに、

できの悪い人間の代表として、

株式投資こそできの悪い人間にとって最適な投資手段である。

と言い切れます。

まず頭の良し悪しと言うのはもちろん学歴とは全く関係ありません。

これ、皆さん実感としておわかりでしょう。

たとえ高卒、いや、高校を中退した方でも頭の回転の早い方、頭の良い方は数多くいらっしゃいます。

一方たとえ一流大学を出ていても、「なんだこいつ、全然使えない。」という人間も存在する。

そんな中、当方一応大学は出ていますが頭は極めて悪い。

要は回転が遅くかつ容量が少ないのです。(ってある意味最悪(汗))

だから一度にたくさんのことを覚えられない、そして覚えるスピードも遅い。

さらに数学をはじめ理系分野はからっきしダメと来ている。(ちなみに高校時代の理系科目は赤点のオンパレードでした。)

そんな人間でもレベルはともかく株式投資でしっかりと資産形成ができた。

配当収入300万円達成で、晴れて60歳でアーリーリタイアできた。

冒頭で、

PER、PBR、ROE等の用語を書きましたが、実は株式投資で絶対に覚えなければならない肝となる専門用語はそれほど多くありません。

いや、むしろ少ない。

そして、決算書に関する用語を含め、新たな用語が毎年どんどん増えるわけではない。

つまり一旦覚えてしまえば、それをずっと使い続けることができる。

当方のような地頭の悪い人間でも十分習得することができるというわけです。

むしろ頭の良し悪しよりもはるかに重要なのは、決算データの確認等、地道に愚直に長期に渡り続けられるかどうか。

そして何よりたとえどんな逆風下にあろうが、投資自体を愚直に続けられるかどうか。

こちらの方ではないかと確信しています。

ということで、これからも、というか生涯株式投資を続けていくつもりです。

(本業<投資 を前提とした投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. Rsingball より:

    確かに頭の良さより性格や精神的なことの方が
    向き不向きに影響すると思います。
    以前にもコメントした私の投資信条である、
    「慌てない」「欲張らない」「後悔しない」が
    できない人は、投資は失敗する可能性が高いでしょうね。

    • naobito より:

      Rsingballさん
      こんにちは。
      「慌てない」「欲張らない」「後悔しない」
      まさにそのとおりですね。
      当方は何年たってもこれらを自分のものとすることができないでいます。
      一生修行ですね。

  2. そだお より:

    こんばんは

    最近見た映画、たそがれ清兵衛のワンシーンで、

    お前は釣ろう釣ろうって思いが強すぎるさけぇその気持ち魚に見破られてしまうんだ
    肩の力抜けぇ
    まあ剣の道も同じだがのぉ

    というのがありまして、
    投資も同じだよなぁって思いました。

    今日の記事とRsingballさんのコメントを読んでそれを思い出しました。

    • naobito より:

      そだおさん
      正に無の境地、といった感じでしょうか。
      株式投資を始めてずいぶん経ちますが、いまだ欲望の塊(汗)、無の境地にはほど遠い状況。
      まだまだ修行が足りないようです。

      • Rsingball より:

        欲望が無くなることはないので、
        欲張り過ぎないことですね。
        正直者さんは、修行が足りないどころか
        長期高配当投資においては
        達人の域に達していのではないかと思います。

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