コラム

リタイア後の第二の人生の準備に「早すぎ」はない、と強く言い切れる理由

最近老化現象のせいか、新聞をはじめ活字を読むことに非常に苦痛を感じるようになってきました。

いまだ老眼鏡は必要ないものの、老眼がじわじわと進んでいるのはもちろんですが、暗さにめっぽう弱くなって来たのは想定外。

そのせいか以前より長時間連続で活字を読むことができなくなっています。

更にこれに関係するかどうかはわかりませんが、車の運転にしても夜間の運転はもとより動体視力の衰えなのか、特に両脇の見え方が劣化して来ているのを感じています。

こうなると若い頃のように頻繁に、それも長距離ドライブという気持ちが起きなくなってきています。

悲しいかな「年には勝てない。」という言葉の意味を実感し始めている今日この頃です。

ということで改めて再認識させられたのが、リタイア後の第二の人生のための準備に”早すぎ”はないということ。

リタイア後充実した生活を送る上でかかせない条件としてよく言われるのが、①健康、②生きがい、③お金

このうち①の健康については、若い頃の不摂生は年を取ってからボディーブローのように効いてくる。

というのを血糖値や血圧その他の数値の上昇とともに実感しているところです。

次に②の生きがいについては、人生の諸先輩方の著書やブログなどを読んでいると例えば趣味や地域との交流等については、定年の10年位前から準備しておくこと、などが書かれています。

そしてこの生きがいについては、当方の場合家族以外との交流がポイントになる、と自覚しているところです。

ただ現時点では地域での交流はほとんどありませんし、定年後遊んでくれるような友人もほとんどいない状況です。

更に趣味での交流と言っても、当方の場合現在の趣味はガーデニング(庭仕事)とブログを含む株式投資。

どちらも基本一人で行う趣味であり、他人との交流を必要としない趣味となっています。(まあ元々一人でいることが全く苦にならないので必然的にそう言う趣味になったとも言えるのですが。)

これから交流を開始する、となると新たな趣味を見つけねばなりません。

あるいは学生時代の知り合いにこちらから積極的にコンタクトしてまたお付き合いしてくれる人を探すか、、、

(でもこれって今まで全然付き合いがなかったのに明らかに不自然ですよね?あげくに久しぶりに会って「いやー実は俺株式投資が趣味でさー」などと言った日には一般市民からすればこれもう明らかに怪しい人以外の何者でもないような、、、)

まあこの件については、これまでも一人で平気でしたから最悪割り切ってしまう、ということも可能かもしれませんが。

そして最後③のお金については、交流とは違い「10年前からでは絶対に遅すぎる。」というのがこれまで資産運用を行ってきた経験からの実感です。

そういう意味では「退職金をもらってから資産運用の勉強をして資産をふやそう!」などという考えはもはや論外、というか金融機関の格好のカモになる、と言えるでしょう。

当方の場合40歳過ぎから本格的な資産形成を始めたわけですが、60歳でのリタイアまでの投資・運用期間は約20年。

この年数でも「少な過ぎた。もっと早くから始めておけばよかった。」というのが正直なところです。

さらに言えば①の健康については、お金とある程度の相関関係があると思っていますし、②の生きがいについても、例えば趣味であればお金の多寡によってより選択の幅が変わってくるのは間違いないところでしょう。

(これは趣味が旅行の方の場合で考えれば明らかかと思います。)

「20年の投資期間でも短い。」と言うと「ほんとにそんなに必要なの?」と驚く方もいるかもしれませんが、

「老後資金不足額は投資期間の長さに比例して解消されていく。」

これだけは絶対に忘れてほしくない。

そんな風に思っています。

(リタイア後の第二の人生の準備にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. リタイヤ者 より:

    リタイヤしたものですが、僕も急に老眼が進みました。
    ただ、老眼に関してはある程度2,3年は進んでそれに従ってメガネを買い替えていく必要がありましたがそれ以降はほとんど変わらなくなりました。
    それと飛蚊症が出てこれも慣れるまではかなり怖かったです。
    最終的に眼科で眼底検査をしてもらいました。
    視野の狭さは病院に行ったほうがいいのではないでしょうか。
    老眼は進行度合いに従い適切な眼鏡の処方箋を出してくれると思います。
    大体3つぐらいメガネを2,3年かけて作り直して終わりという感じだと思います。
    遠距離は老眼でも見えは変わらないので中、近距離用です。
    大きな病院は初診料が8000円ぐらいかかるので評判のいい近くの眼科で見てもらえばいいのではないでしょうか。
    とは言っても僕もまた色々気になるところは出てきていますが、病院に行くとなると躊躇してしまいます。
    コロナ5類になる前に行ったほうがいいかもしれません。

    • naobito より:

      リタイヤ者さん
      こんにちは。コメントありがとうございます。
      老眼ですが、現時点ではぎりぎり老眼鏡を作るまでには至っていないのですが、これ以上進むようなら老眼鏡のお世話にならないといけません。
      視野の狭さの方は眼底検査では特に異常がなかったのですが、こちらも定期的な検査が必要。
      ということでつくづく年は取りたくない、と嘆いていても仕方ないので、ある程度諦めつつ上手に付き合っていきたいと考えています。

  2. ウィニングチケット より:

    こんばんは。
    友人がいないなどと寂しいことを
    同好の趣味仲間、ここに友人は沢山いますよっ(´ε` )

    いつでも遊びに来られてください。
    関西の名所とグルメをご案内しますよ。

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      おはようございます。
      温かい言葉ありがとうございます。
      そうですね、趣味ではたくさんの仲間がいるんですもんね。
      いつの日かお会いできるといいですね。

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