4月の出来事と言えば、やはり現在進行中の首都圏を中心とした新型コロナウィルス感染の急拡大でしょう。
変異株の登場によって感染の拡大のみならず重症者が急増している状況となっており、現在唯一とも言える対策、つまりワクチンの早期接種が必須のわけですが、我が日本は遅々として接種が進まない。
このあたり米国の状況を日々チェックしている米国株投資家としては歯がゆいばかりです。
(とは言えいざ自分が接種する番になったら結構ビビるとは思います、、、(冷汗))
ということで(?)、あっという間に5月を迎えましたので、毎月恒例の4月末時点の次は何を買おうかリストの公開となります。
今回新たに追加、除外した銘柄はありません。
配当利回り上位10銘柄は以下のとおり。
前月と比較して上位陣の入れ替えはありませんでしたが、今回注目したのは(前月比)増減欄の数字。
こちらは配当に変更がなければ株価の上昇によって利回りは下がり(つまり増減はマイナス)、株価下落によって上がる(つまり増減はプラス)ことになります。
そこで今回マイナスが大きかった銘柄を見ると、
AT&Tしかり、
エクソン モービルしかり、
フィリップ モリス インターナショナルしかり、
そしてIBMしかり、
いずれも今回の第1四半期決算でよい決算を出していた企業であることがわかります。
一方配当利回りが0.7%も上昇したアルトリア、ですが以下記事のとおりまだら模様の決算内容。
さらにこの銘柄の場合、4月19日に米政府がたばこのニコチン含有量を減らすための規則強化を検討していると報道されたばかりか、米食品医薬品局(FDA)が、メンソールなど風味付きたばこを禁止する方針を発表し、バイデン政権が近く方針を表明するとの報道があったばかり。
実現までには時間がかかるとは言え、明らかな逆風にさらされているわけでして。
良い決算を出せば株価は上昇し、悪い決算を出せば株価は下がる。
このある意味当たり前の事実を再確認することで、
「市場は極めて効率的である。」
という言葉の意味をあらためてかみしめている中年投資家なのでした。
何はともあれ本リストが多少なりとも皆さんの銘柄選びの参考になればこれに勝る喜びはありません。
(本リストやコメントを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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おはようございます。
効率的な市場価値が具現化されるのが
配当企業の特性かもしれませんね。
ジャンキーな配当投資家は
配当減配の危険には
非常に敏感ですからっ苦笑
業績がよくて
安全と見ると資金が集まり、
業績が危うく
危険と見ると資金が逃げる。
非常に合理的ですねっ。
配当利回りで大体の企業のリスクが
見えるのでわかりやすいです。
アッヴィは悩みつつホールドしていますが
あれだけの好業績でも高配当ということは
将来リスクを高く市場は見ているということですね。
さてどうなるか、、
ウィニングチケットさん
おはようございます。
効率的な市場価値が具現化される、っておっしゃるとおりですね。
そしてわかりやすい。これが当方にとって何より安心できます。
アッヴィは記事でも書きましたが、2023年問題を抱えているので将来の売上減少を市場は見ている。
ということでしょうね。ヒュミラの米国での特許切れによる売上減少分を新製品がカバーできるか、ここがポイントでしょうね。